安倍政権のトリレンマ④:国民の選択(5月25日) の続きです。前回は、『…霞が関にある中央省庁の国家公務員ですら、安倍政権は×だと考えていると思います。…』と書いて、最新の内閣支持率に触れました。下の表は現内閣の最新の内閣支持率です。

 

 

安倍政権のトリレンマ③:記者クラブ(5月24日) では記者クラブを取り上げました。書いた内容を抄録すると、『記者クラブ(日本にしかないようです…(要確認))が「権力の番犬」であると思えることが多々あります。本来であれば新聞を含めたメディアは国民の側にあって権力を監視する役割があります。記者クラブが自浄作用を働かせれば、少しは日本の政治もよくなるのでしょう。』です。

 

私は今朝、別のブログで、安倍首相は22日の厚生労働委員会で、『朕は国家なり』と言ったとされる「ルイ14世」のことを、フランス革命で処刑された「ルイ16世」と言っていました。些細なことですが、歴史観、世界観、倫理観全般を疑っています。』と書きました。

 

賭けマージャンは賭博罪であることは第一次安倍政権時代の2006年12月19日に閣議決定されています。法務省が訓告程度で済ますことはありえません。森まさこ法務大臣は官邸に持っていった黒川検事長の処分内容は最後まで明かさないでしょうが、辞表と引き換えでしょう。今日は衆議院では3PMから議院運営委員会があります。参議院でも4PMから同様の予定です。そろそろ、ルイ16世のような結末になるのでしょうか?マリー・アントワネットは世間知らずで浪費家として知られています。安倍首相は常々、「明治150年」と言っていましたが、どうやら中世ヨーロッパの絶対王朝時代に自分たち夫婦を重ねていたのでしょうか?過去の遺物でしかありません。完全な時代錯誤です。

 

(参考)

最高検察庁OBらが15日に提出した意見書について、『… 意見書では黒川弘務東京高検検事長の定年延長をめぐる一連の経緯について「法的根拠がない」と指摘。

 さらに2月13日の衆議院本会議での「検察官にも国家公務員法の適用があると従来の解釈を変更することにした」という安倍総理の答弁を、「ルイ14世の『朕は国家である』との言葉を彷彿とさせる」とした上で「三権分立の否定にもつながりかねない」と批判し、さらに、ジョン・ロックの「法が終わるところ、暴政が始まる」との言葉を引用して警告している。…とあります。

出典:https://iwj.co.jp/wj/open/archives/474172

 

 

下の現閣僚名簿は再掲です、

(わざと一カ所、誤字があります。桃色は初入閣、柿色は70歳超です)