1995年1月17日に発災した阪神・淡路大震災をきっかけにボランティア活動が盛んになり、「ボランティア元年」と呼ばれます。ただ、「防災」意識については「防災1.0」もしくは、「防災0.*」のコンマ以下かも知れません。

 

2000年代前半に情報システム部門の統括をしていた時に、”Web 2.0”やアジャイル開発が流行言葉でした。ある程度、情報系の知識があると、Linux でサーバを構築し、DBソフトを使った動的なHPが作れました。

 

昨年9月4日午後に神戸に上陸した台風21号の被害、今回の9月9日5AMに千葉市に上陸した台風15号について考えています。関西電力は原発では味噌をつけていますが、台風被害に関して和歌山県と協定を結んで樹木伐採の迅速化を図りました。

 

一方で、東京電力千葉県は全くの手つかずです。千葉県は一般会計予算規模が約1.8兆円の全国有数の裕福な地方自治体です。トップがスポーツ青年では、ダメなのではないでしょうか。

 

(10PM、追記)

ソフトウェアの世界では、例えば、スマホの最新バージョンは 12.4.1です。ソフトウエアが全く異なれば、13.0になります。この方式に倣うと「防災1.0」から「防災2.0」になるには質的な変化が必要です。

  • 防災1.0 :人海戦術から予測に基づく計画まで
  • 防災2.0  : ビッグデータを駆使
  • 防災3.0  : AIの導入

と考えると、東京電力千葉県防災0.* なのでしょう。