新興株は殆ど売買していません。話題のメルカリの株価を調べてみました。緑の線は10日終値の25日移動平均(4,567円)で標準偏差(σ)は169円です。今日は商いが膨らんだようです。さて、週明け以降、どうなるのでしょう?

 

 

(11日、追記)

利用したことがないので、判断できません。日経新聞の「マーケット総合欄」の「銘柄診断」にメルカリについて書かれていました。

 

1990年代初めから ISDN2回線を使ってパソコン通信をしていて、the Internet には比較的詳しいと自負していますが、インターネットを利用した e-コマースは余り詳しくありません。古くから、個人の所有物の目利きでは骨董商質屋古本屋があり、価値が決められていました。ビジネスモデルとして新しければ残るのでしょうが、米国の二番煎じであれば、長く続かないようにも思います。

 

(12日、追記)

骨董商でなくても、「モノ」の評価は難しいです。数年前、備前焼の窯元で人間国宝だった山本陶秀の息子の作品を買いましたが、値段は有ってないようなものです。中古品は、ブランドバッグ、単行本を買ったことがありますし、家電量販店では現品処分品を買ったことがあります。

 

上記は、実際の店舗、あるいは信頼のおける質流れ品として買ったものです。CtoC がどの程度の普及があるのかは分かりませんが、国内では飽和状態でしょう。

 

1990年代初めからの the Internet を見てきた世代としては、何か、ニッチな商売をしている(だけの)ように思えてなりません。例えて言えば、鉄道事業のインフラを借りて、駅で売店を開いているようなものです(極論ですが)。

(12日3PM、さらに追記)

Y社長やCBO、米国メルカリの社長の John Lagerling 氏を初め、経営陣はインターネットの生粋のエンジニアというよりは経営学が得意なように見受けました。

 

時価総額は、創薬ベンチャーやロボットベンチャーに比べると数倍、大きいように思います。というよりかは、マザーズでいきなりの時価総額トップですし、ジャスダックのマクドナルド(2702、6,608億円)に次ぐ大きさです。よく分からないというのが正直な印象です。