画像は今日の全国紙朝刊1面です。並べ方はABC順で、左上から朝日毎日日経、右上に飛んで産経読売の順です。関西在住なので大阪本社版です。

 

 

 

本日の全国紙1面トップは朝日読売が揃いました。朝日は『自民、9条改憲 2案併記』と『論点整理 首相案と2項削除案(岩尾真宏)』、毎日は『患者死亡 再審決定』【原田啓之、遠藤浩二】、日経は人民元債について(北京=原田逸策)、産経は『岸和田市長きょう辞職願』、読売は『自衛隊明記2案併記』と『9条2項「維持」「削除」 自民改憲本部』でした(括弧内は執筆記者名)。

 

社説を下記にまとめました。私は改憲の論議の前に、中国韓国との関係をもっと改善すべきだと考えています。中国は政治・社会体制は大きく異なりが、すでにGDP世界第2位となりました。日本だけがアジアでの技術先進国ではなくなりました。

 

 

 

(あと書き) 

昨日の定例記者会見で、JR西日本来島達夫社長が謝罪しました。昨日、下記のように書きました。

ーーー(引用始まり)

重大事故にならなかったことは幸いですが、問題は、「のぞみ34号」が博多駅を13時33分に発車して、小倉駅ですでにトラブルが察知されていたにも拘わらず、名古屋駅に到着する17時まで運行が続けられていたことです。「のぞみ34号」の途中停車駅は小倉駅、広島駅、福山駅、岡山駅、新神戸駅、…です。今後は、異常が起きた時に運行を止める判断や、退避できる場所の想定が必要なのでしょう。

ーーー(引用終わり)

JR福知山線脱線事故は、 2005年(平成17年)4月25日 9時18分ごろに発生しました。私は当時は関東勤務で、秋葉原のダイビルの1階にある大型テレビで事故を知りました。事故から12年経過しました。来島社長は人事畑が長く、副社長と兼任してJR福知山線脱線事故の被害者対策部長を務めていました。

 

日常の列車運行については新幹線管理本部の所管のようなので、細々したことは社長には上がらないでしょうが、リスク管理体制の見直しが必要でしょう。巨大組織でピラミッド構造のようですが、組織の枠を超えて、横ぐしに「安全」を管理する体制が必要です。