私は、28日に予定されている解散を「オオカミ少年」解散と呼ぶことにします。

 

現首相は外遊やサミットなどで外国の首脳と会談すると、意識が高揚するのか、2014年12月は「新しい判断」と言って、消費税再増税を延期し、2016年6月の「伊勢志摩サミット」で「リーマン級の危機」が迫っていると宣(のたま)わりました。今度は「北朝鮮危機」でしょうか?現実の世界を見れば、中東のシリア、イラクでは戦闘が続いています。ウクライナにはロシアが侵攻しました。誰か、「南スーダンは永田町よりは危険」と言っていましたが、自衛隊の南スーダン派遣施設隊は南スーダンで「戦闘行為」に遭遇したと思われます。実際の「戦闘」が世界各地で起きています。

 

北朝鮮が挑発行為を続けているのは事実ですが、日本のメディアは、もっと外国の政治家、軍事専門家に取材して、世界からみた評価を書いてほしいと思います。

 

私は「軍事オタク」ではありませんが、日本海に展開している「イージス艦」が、地上から100キロ以上の「上空」(「領空」ではない)を通過する某国のミサイルに対して、実際に迎撃ミサイルを発射して、迎撃できることを示せば、事足りると思います。

 

1983年9月1日にロシアの戦闘機は「領空侵犯」を理由に、大韓航空のジャンボ機を撃墜しました。また、2014年にはウクライナ上空でマレーシアの民間航空機が撃墜されました。

 

私は「アラカン」で戦争を知らない世代ですが、世界の指導者は聡明なようです。ドイツ、フランス、英国などのEUと米国、中国ロシアによる EU+3 でイランに対して「核保有」合意をしました。政治的な妥協ですが、イランが体制崩壊するよりはましです。

 

(11:30AM、追記)

ロイター電によると、フランスのマクロン大統領は、早速、トランプ大統領に釘をさしたようです。国際政治にあまりにも無知だと、呆(あき)れられます。それでも、「米国第一主義」、「トランプ第一主義」なのだろうか?

米仏首脳会談でトランプ氏がイラン核合意批判、仏は合意維持要請

(※ リンク先を貼り間違っていましたm(__)m。9PM、訂正)