豊洲市場について:「2000年(平成12年)ごろの環境対策…

に、『大阪ガス:工場跡地の土壌・地下水調査結果と今後の対応について には、『大阪ガス株式会社(社長:野村 明雄)は、平成2年に当社が神戸市に売却した神戸工場跡地(神戸市長田区南駒栄町)において、神戸市が集客施設建設計画を進めるにあたり、同市のご指導に基づき、平成12年9月から12月にかけて敷地内の土壌および地下水調査を行いました。その結果、表層下土壌から環境基準を超える全シアンおよび鉛を検出しましたが、地下水および表層土壌からは環境基準を上回る物質は検出されず、周辺の生活環境への影響がないことが確認できました』とあります』と書きました。

 

少し、大阪ガス神戸工場跡地について調べました。南駒栄町(みなみこまえちょう)にあって、瀬戸内海に面しています。地図を下に示しますが、豊洲地区と同じような配置です。羽田空港とは比較になりませんが、神戸空港があり、三宮(さんのみや)からポートライナーで連絡しています(ポートライナーは「ゆりかもめ」と同じく、高架式の新交通システムです)。

 

https://web.pref.hyogo.lg.jp/ks21/documents/000084132.pdf

 

私は関西在住なので、京阪神について調べてみました。京都市は内陸なので、JR丹波口駅に隣接した京都工場へは、原料の石炭は鉄道輸送だったのでしょう。大阪工場は運河に隣接していて、神戸工場は瀬戸内海に面しているので、海上輸送に最適な場所だったのでしょう。

 

神戸工場跡地は現在は、民間企業のホームセンターがあるようです。また、地図にあるように湾岸に高速道路の計画があるようです。

 

また、ググると、姫路市は某石油会社の製油所跡地に中央卸売市場を移転する計画があり、専門家会議が現在、開催されています。座長は、平田健正氏、メンバーには中島誠氏が名を連ねています。

姫路市|中央卸売市場移転予定地における土壌汚染対策等に関する専門 ...

 

土壌汚染対策法は国の定める最低基準だと考えています。「土壌の上にアスファルト、コンクリートがあれば安全」、「地下水は直接、飲まないから安全」ということと、わざわざ、高濃度汚染のあったところに中央卸売市場を作るといる考え方には、かなりの隔たりがあります