最近読んだ本です
サブタイトルは
医師が教える後悔しない人生をおくるコツ
著者は 川嶋朗医師
日本の医科大学では初めて統合医療を実践する 東京女子医科大学附属青山自然医療研究所をつくられた方です
西洋医学だけではなく東洋医学や気功、ホメオパシー、波動などの補完代替医療を積極的に取り入れたユニークな治療を行なう統合医療SDMク リニックの院長を務められています
ハーバード大学の医学部にまで留学して西洋医学を究めようとしましたが
西洋医学の限界を痛感してここにいきついたそうです
川嶋先生曰く
癌はよくよく患者さんに聞くと本人に思い当たるところがあるそうです
そしてほとんど心が原因で
もしくはその心によって作られた生活習慣が大きな理由となり
癌が動き出すと先生は考えています
一言でいえばストレスです(以外に自分では気づいていないそうですが)
ですので先生は特に患者さんとの会話を重視しておられます
通常病院に行くと待ち時間長く
実際の診察はとても短いですよね
大きな病院は仕方ないとは思います
数もこなさないといけないですしね
とはいえ血液検査データやレントゲン、CTだけ見てあまり話しすることなく処方箋が出されるケースが多いように思います
大まかな言い方ですが
西洋医学は身体の修復のみで
心の状態は あまり聞いてくれないような気がします
でも人との軋轢や後悔の気持ちや不安など様々なストレスを抱えると結果として癌になっていくことがあります
先生は ヒ プ ノ セ ラ ピ ス ト (催 眠 療 法 士)でもあります
本人も気づいていない癌の発生原因を知るために催眠療法を使って心の傷を吐露させます
そうすれば癌になった原因のヒントが得られ
心を修復することで癌が消えることがあるそうです
身体と心は連動してます
先生は
治すのは自分自身でしかないと言われています
癌になって生存する方々には
大きな差があるそうです
癌になってからの生存率が高いのは
癌と積極的に戦う人
次は、がんであることを無視できる人
3番目は、 医師の指示に従 う 人
もっとも悪いのは、 絶望してしまう人
だそうです
もちろん全ての人に当てはまるとはいえないと思いますが
心を整えるとはどんな風にやるのでしょうか
先生は死を考えなさいと言われます
人生があと1年しか残されていない
あなたは何がしたいですか?
どういう死に方をしたいですか?
そんな問いから
自分の残された時間を考えることで
見えてくるものがあるそうです
自分だったらとうだろう
残りが1年だったら
本当にやりたいことって
謝りたい人はたくさんいるけど
皆さんはどうですか?
先生はQOLも大事ですが
QODも考えてほしいと言われています
QOD(quality of death)
人は必ずいつか死ぬのだから
どう死にたいか考えると
とても解放される気持ちになるそうです
そうするとステージⅣの癌が消えていくことがあるそうです
免疫が大きく関わっているのでしょうね。
次回は免疫の暴走を考えたいと思います