5月04日(土)17°05日(日)24°、06日(月)15°07日(火)4°→14°、終日雨強風、朝暖房入れる。08日(水)2°→8°、雨上がるも寒風強風。朝暖房。北見稚内方面では平地に雪とか。体調不良。血圧高し。無理して皮膚科と耳鼻科にいき薬処方してもらう。

5月09日(木)-1°→17°、晴れ。やっと外出。散歩がてら図書館、コーヒー購入、イオン駅に。9000歩ほど。帰りはバス。

この間、『あきない世傳』1・2読了。

併せて伊藤之雄『真実の原敬』(講談社新書2020)読了。

伊藤によると、原は大久保、伊藤博文を継ぐ近代日本政党政治の形成者とか。暗殺されていなければ、昭和日本像は大きく変わっていたはずと。

日露戦後~大正初期の歴史に目から鱗だった。歴史研究の変化を目の当たりに・・。

宣伝帯に次の様にあり。

混乱の時代における政治家の役割とは何か。政治における優れたトップリーダーの資質とは何か。今まさに問われているこのテーマに、大きなヒントを与えてくれるのが、今年百回忌を迎えた「平民宰相」原敬である。厖大な史料を確かな眼で読み込み、伊藤博文や大隈重信、昭和天皇など近代日本をつくってきた人々の評伝を著して高い評価を得てきた著者は、原を「近代日本の最高のリーダーの一人」と断言する。
原は、朝敵・南部藩に生まれながら、明治新政府への恩讐を超え、維新の精神を受け継いでその完成を目指し、さらに世界大戦後のアメリカを中心とした世界秩序を予見して、日本政治の道筋を見すえていた。その広く深い人間像は、外交官、新聞記者、経営者と様々な経験と苦闘のなかで培われたものだった。志半ばで凶刃に倒れたことで、「失われた昭和史の可能性」とは何か。

 

真実の原敬 維新を超えた宰相 (講談社現代新書)

講談社 (2020/8/19)