世界はいたって普通の平日なのに

俺は堂々とした顔つきで真昼間に起きた

起きたらずっと前から来ていた『おはよう』の

LINEに返事をして、

シャワーを浴びて、用意をする、

いつもと変わらない。

いま私たちは目に見えないものに

襲われているというのに、

楽しく仲間とあって、

口の見えない友達と楽しく、

おしゃべりをしている

 

こんなに人間が毎日、

不安な顔をしているというのに

地球は日に日に健康になって言っているらしい

インフルエンザになる人も減った

経済は止まって国はかろうじて生きていて

代わりのウイルスのおかげで人は

関係を保つことも難しくなっている

本当にどうもありがとうと、

後ろから刺さしてやりたい気分だ、、、

刺してやりたい

 

渦にはまった私たちは

アリクイに飲み込まれるように

吸い込まれるように

一人、また一人と減っていく

もし目に見えないあいつが

『ほら、また少子高齢化をとめてやったよ』

といい目の前に現れたら

どんなひどい暴力を私は振るってしまうのだろうあぁ刺してやりたい、

 

カレンダーに×をつけるたびに人が

いなくなっていってる。

それが日常になってしまうのが怖い、

いつか人は必ず日々に慣れていく

そのまえに、どうか、この日々を、

知っている私たちが、

消えてしまいますように。

 

かわだいち