こんにちは。

視覚と肢体不自由の障害を持つIT先生、

目が不自由な人のためのSNS参入サポーターこと

河和 旦です。


私は文章の書き方を学ぶオンラインサロン「ふみサロ」に入会しています。


このたび、ふみサロのメンバー24名でエッセイ集を商業出版することになりました。6月下旬頃に刊行予定です。


さて、前回の記事で、ふみサロの良さについてお伝えしました。


前回の記事はこちら


今日は私がふみサロに入会して、エッセイを書きながら学んだことをお伝えしたいと思います。


結論から言いますと、私はふみサロを通じて「自己開示をすることの大切さ」を学びました。


ふみサロは、参加者の多様性が尊重されている、よいオンラインサロンです。


エッセイを書いて、合評会でメンバーの作品を読んでいろんな刺激を受けて、気づきを得ています。


そして、皆さんの自己開示ぶりが半端じゃない。


そう言っている私自身も堂々と自己開示をさせてもらっています(笑)。


冒頭でも申し上げましたが、私には重度の視覚障害と肢体不自由の重複障害があります。


そんな私にしか体験できない、「障がいを持って生活しているからこその話題」をエッセイにすることが多いです。


それでも、私のエッセイから皆さんが気づきを得てくださっているのです。


私はふみサロでエッセイを書き始める前は、自分の障がいについてネットで発信することにためらいを感じていました。


堂々と障がい者のリアルな日常をさらけ出して、悪く見られるのではないか?という思いが強くあったのです。


つまり、あまりにも自立できていない障がい者とみられてしまうことを恐れていたんですね。


実体験を元にエッセイを書こうと思うと、どうしても自分の障がいのことは隠せないし、むしろ隠さず、ありのままでエッセイを書こうと思い立ち、発信し始めたのです。


すると、他の参加車や講師の先生から「河和さんの視点は私たちが気づいていないことだったので、すごく学びのあるエッセイでした」というご感想をいただいたのです。


そして、私たちには当たり前のことでも、他人から見ると知らないことも多くあるということに気づくことができました。


だからこそ、自己開示が大事だという気づきにつながったと考えています。


エッセイ集に私が掲載する作品は、視覚と肢体不自由の障がいを持って生活して経験したことが題材になっています。


他の方の作品も「自分だったら絶対に経験できないだろうな」と思うエピソードが多くあり、読み応えがあると思います。


ぜひ、6月末の刊行まで楽しみにお待ちいただき、実際に発売されましたら「ハマるエッセイの教室」を手にとって、私たちの経験談をじっくり読んでいただけたら嬉しいです。