気づいたら生まれていた

心の在り処は

初めましての

感覚に似ている

 

ノスタルジーの気分は

既に無くて

 

遠いところに

生まれた

苦しみの種を育てて

生きて行く

 

自分の

存在理由は何もない

ただ無性に恋しいのは

思い出だけ

 

この命は

何も知らず

ただ

なにものかに操られて

いる気がする

 

人が妖精と呼ぶ存在によって