近所の菜園も区画されて、テープが張り巡らされている。近づくと、テープが風にぶんぶん鳴っているのが聞こえる。夏にはあれだけ繁茂していた緑も、今は畝ばかりだ。その畝もまだ耕されていないので、表面が乾いて白っぽくなっている。そこに雑草が這うように生えている。ひとの姿も見えない。けれど、もう少しすれば野菜を植える人達で菜園も賑やかになるだろう。



区画された菜園のテープが風に鳴る雑草生えて春耕を待つ

フナムシとスナフキンとが似てること思いついてはひとり微笑む