道に迷ったら雀を探せ、というらしい。

山奥や林の中で、雀がいたとしたら、それは近くに人が暮らしている証となるという。

だから、道に迷っても、雀がいたら諦めてはならない。

人生にも、迷ったときの雀のような存在があったらと思う。

それは宗教や思想などといった大きなものではなくて、もっと身近な、たとえば傍にいる人のちょっとした温もりだったりするかも知れない。



存在を留める間無く人生は消えゆく過去を惜しむのみかも