今日は
国立近代美術館へ
ジャクソン・ポロックの特別展を見に行ってきました。
アメリカの抽象画家です。
ポーリングで有名な画家ですが、
初期は人物画も多く‥
でもけっこうどんよりした暗い画で
正直初期の作品は怖すぎて好きじゃありませんでした(笑)
ポーリング技術を駆使する
20代終わり~30代の作品は
圧巻で
いったいどんなことを考えながら作品を製作してるのかと
深く考えさせられました。
おもしろいのは
抽象画で
一見、
線の羅列にしか見えないのに
ところどころで
人の表情を発見できるところです。
また、
晩年の作品のなかには
作品の上下を決めずにかかれたものもあって、
90度回転させると
男性の顔がかかれてるのがわかったり。
44歳で
飲酒運転による事故でなくなっていなかったら‥
と思いましたが、
晩年はほとんど作品を描けずにいたようです。
短い人生に
こんなにも作風がかわるってすごいと思いました。
長いときを生きる人よりも
もしかしたらずっと濃い時間を過ごした人なのだろうと思います。
たまにはこうして美術を鑑賞するっていいですね

帰りは皇居まわりをお散歩しました。
白鳥が二羽、優雅に泳いでいました。
なんだか羨ましかったです
