男は女への愛の証しとして、
世界一高い山にのぼり、世界一深い海にもぐり、世界一広い砂漠を横断した。
だが女は男を捨てた————男がちっとも家にいなかったから。
(中略)
女が男を捨てるのは、男の与えるものに不満だからではない。
精神的に満たされないからだ。
女が欲しいのは愛、ロマンス、そして会話だ。でも男は、自分は成功していること、女に充分に与えていることを、女にはっきり言ってもらいたい。だが、男はすぐに答えを求めようとしないで、ロマンチックになったほうがいいだろう。
「話を聞かない男、地図が読めない女」第6章より
ひと昔前にものすごく評判になった本です。
発行から11年たって読むとは思ってなかったけど、
この年で読んだから、
あのあとに読んだから、
よく理解でき、納得できてる気がしています。
ある人にぜひ読んでほしい
と思いながら読みすすめてます(笑)。
本の言葉を使うなら、
精神的に満たされない、
私の言葉で言うなら、
愛を感じられず、たえずどこかで不安を抱えていた、
そんな相手がひとりだけいました。
その人は
本当にいろんなことをしてくれました。
きっとその人にとっては、世界一高い山にのぼるようなことも。
それはとてもすごいし、感謝もしたし、感動もしたし、素直に嬉しかったから、贅沢なことなのに、
どうしても満たされなかった。
年に1回のすごいことより
毎日のメールのやりとりとか、愛を感じる言葉とか、ささいな優しさとか、大切にされてる、想われてるっていう安心感や愛情が
実は1番ほしかったもの。
これがあって、
世界一じゃなくても日本一、関東一、東京一高い山にのぼったら、
どれだけ幸せだったんだろう。
この本にでてくる男女は
ステレオタイプ
だけど
極端です。
みんなどこかで、
そうではあっても、関係を円滑にするために、譲り合い、想い合い、分かり合っています。
それがこんなにも極端にできない人もいるんだと
経験して初めて知りました。
不思議なことに
できない人といると
自分もそれに合わせてしまっていたのだと気付きました。
ふたりして、反対方向へ極端化です。
そりゃあ、うまくいかないよね。
私がもう少し大人になればよかったんだね‥‥反省。
とにかく、
本曰く、女性のほうがかしこいんだっ

がんばろ

