今日は
【深い傾聴によるカウンセリング】は
「何を提供するものか」をお話しします。
みなさんの日常での人間関係をちょっと振り返ってください。
あなたが、もっとも辛いとき
もっとも悲しいとき
もっとも苦しいとき
心の底から泣いたり
弱音や、愚痴を吐き出したり
怒りを存分に吐き出せる人はいますか?
そして、ただそれを良い、悪いなく
あなたの身になって、分かろうとして
寄り添ってくれる人はいますか?
あなたが隠しておきたいような恥ずかしいことや
邪悪だったり、怠惰な部分を正直に見せても
諭したり、正そうとしたりしないで
ただ、それをよい悪いなく
理解しようとして、居続けてくれる人はいますか?
なかなか、難しいなあ・・・
と感じている人が多いかと思います。
日常の中で
心が繋がる暖かい人間関係が
あれば、あるほど
自分を偽ることなく
自分らしく生き生きとして
自分らしい人生が歩めますね。
ですから
私たちは、死にたいほどの絶望感に陥っていたり
悲しみの渦に巻き込まれて溺れそうになっていたり
怒りや憎しみの嵐の中で倒れそうになったり
劣等感や、自己嫌悪や、無価値感の井戸から這い上がれなかったり
さまざまな苦しみの中でもがいているときほど
自分のことをありのままに
理解しようとして
寄り添ってくれる
人間関係が救いになります。
心が辛いときには
心が癒される人間関係が存在すると
心は、ゆっくりと
本来の健康な状態に還っていきます。
身体に自己治癒力があるのと同様に
心にも心の自己治癒力があります。
命に内在する叡智の力です。
身体の自己治癒力が働きだすためには
規則正しい生活、質の良い睡眠、バランスのとれた食事
適度な運動など、免疫力をあげる適切な環境を整えますね。
心の自己治癒力も適切な環境を整えると
心の自己治癒力が働きだします。
その適切な環境の一つが
心が癒される人間関係なのです。
もう少し詳しく言えば
「自分のことをありのままに受け容れてもらえる人間関係」です。
「どのような自分のことも
良い、悪いの評価なしに共感的に理解され
そして受け容れられる人間関係」
に身を置くと、心の自己治癒力が
少しづつ働き出します。
【深い傾聴によるカウンセリング】は
心の自己治癒力が働きだす環境を
提供しつづける営みです。
「どのような自分のことも
良い、悪いの評価なしに共感的に理解され
そして受け容れられる人間関係」
が、なぜ心の自己治癒力に影響を及ぼすのか?心のメカニズムは?
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