「深い傾聴が、どうして心の援助になるのか？」
そのことについてお伝えします。
「傾聴だけで
カウンセリングができるの？」
「傾聴だけで解決するの？」
という質問疑問は、
私自身も資格取得直後から自問自答しながら探ってきました。
カウンセリングが進展しないのは
傾聴のレベルの深さに比例します。
また
今の問題を解決することに目的を置いていないのが
深い傾聴によるカウンセリングです。
クライエントさんが、より自立して機能的な人に成長することを目的としています。
その結果として、今の問題が問題でなくなったり、解決することが起きてきます。
【深い傾聴によるカウンセリング】では
カウンセラーは
＜クライエントさんの理解して欲しいこと＞
＜クライエントさんの感じていること＞を
なるべく＜クライエントさんの身になって理解し、感じ＞
そして＜クライエントさんにとってどんな意味があるのかを感じ＞ながら
その＜理解を言葉にして伝えていく＞
このことだけに徹していきます。
深く共感的に理解したことを
言葉にして伝えていくことです。
そして
クライエントさんとカウンセラーの関係性の中で
心の深い部分を探索する作業が進んでいきます。
深く共感的に理解するレベルが高まるほど
クライエントさんの心の深い部分からの
変化、成長が起きる支援ができるようになります。
言うは易し、行うは難しで
ほんとうにたゆまない修行が必要ですが
そのような深い傾聴ができるほど
植物が育つように
たくましい木が育つように
自然な心の変化、成長が、
クライエントさん自身の心の中から生まれてきます。
カウンセラーが、こうしたらいいとか
カウンセラーが、こっちにしなさいとかではなく
クライエントさん自身が自分の成長したい方向に向かって自然に輝きだす営みです。
その営みを支え続けるのが
【深い傾聴によるカウンセリング】を行うカウンセラーです。
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人は、ありのままの自分のことを無条件に受け止め
受け容れられる人間関係の中に身を置くと
「○○の自分ではダメだ」「○○の自分は価値がない」
と、思い込んでいた＜生きづらい＞在り方から
「○○の自分でもいい」「○○の自分でも価値がある」
と、自分のことを無条件に愛するようになります。
そして
「どのような自分でも、それが自分らしさで、それでいい」
と、心の底から感じられるようになり
自己肯定感や自尊心が育まれ
そして、元気や、勇気や、やる気がむきむくと湧いてきます。
この心の働きは
だれの心の中にも内在する
＜心の自己治癒力＞の働きです。
人は、ありのままの自分のことを
深く共感的に理解され、受容され続けられると
＜心の自己治癒力＞が働きだすからです。
自分の素直で本音の感情に開かれ
もう一人の自分との対話が心の中で起きてきます。
そして、もっと深く自分の心の中を探求しはじめ
自分らしい答えを探り出していきます。
＜心の自己治癒力が働きだす＞と
＜傷つくことを怖れて変化しないこと＞よりも
＜もっと成長したい。変化を怖れずに新しいことや
自分のやりたいことに挑戦したい＞という
＜自己実現へ向かう心の働き＞が起きてきます。
あなたが自ら輝きだし、幸せ循環がうまれます。
心の自己治癒力が働きだす【深い傾聴によるカウンセリング】は
心の深い部分からの変化、成長を促すカウンセリングです。
カウンセラーは、その道のりに寄り添い続け
そして共に心の中を探求し
あなたがあなたらしく輝きだす旅の同伴者です。
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＜深く共感的に理解する深い傾聴＞は
なかなか難しく、奥の深い技術です。
私自身も、まだまだ先生に学び続けて深めています。
生涯をかけて、深めていくものだとも感じています。
現在は、【深く共感的に理解して傾聴するスキル】を
たくさんのカウンセラーの方にお伝えしています。
【傾聴スキルアップ講座】や【傾聴トレーニング】
【傾聴スキルアップ個人指導】をしています。
日常レベルの傾聴ではカウンセリングは進展しません。
中断したり、単発で終わってしまい
長期にわたるクライエントさんの支援ができません。
生きづらさを抱える方が
心の深い部分から変化、成長できるような
長期にわたる支援をするには
深い傾聴レベルが必須です。
個人指導では【深く共感的に理解して傾聴するスキル】を
理論と実践を統合しながらお伝えし
カウンセラーの力をぐっと伸ばす指導です。
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