みなさん、こんばんは。

シニア産業カウンセラー中島知賀です。


今日は快晴晴れ晴れお洗濯が乾いて気持ちが良かったです(*^_^*)

晴ればっかりだと、雨が恋しくなり、雨ばっかりだと、晴れた日に感謝できますね

人生って、自然界と同じです。

とはいえ、苦しみの渦中にいるときは、

ほんとうに春が訪れるのか、

ほんとうに夜明けが訪れるのか、

永遠に夜が続くように感じてしまうもの。

一昨日、大学時代に約4年間ひきこもりに近い状態だったことを書きました。


当時は、明るい陽射しが辛くて、薄暗い六畳一間の下宿にひきこもりゲッソリ、毎日毎日本の山に埋もれて、真夜中近くになると隣の銭湯に走り込む…えーん
隣が銭湯だったんでラッキ~~でした。
それでも、同じ下宿の人にあったらどうしようアセアセ

とか、

みんなからジロジロ見られている気がして、行くのが苦痛でした

今のように、携帯も、スマホも、パソコンも。なーんにも無い時代。
下宿の一階に、赤電話あるのみの時代です。

本を読んでは、日記に書き、日記を書いては本を読むの繰り返し。

空虚な気持ちを満たすために、自然と過食にもなり、体重は、最高で70キロくらいあったかも妊娠中でもあり得なかった体重・・・今では信じられない体重です・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

下宿は京都の清水寺の近くにあり、下宿の裏手、東山安井の辺りは、ラブホがたくさんあるところです。
下宿の北窓を開けると、裏のラブホのお風呂の窓にご対面
夜には、毎晩、怪しげな、切なげな声が聞こえてくるという(ーー;)メチャありえんような下宿でした。


怪しげで、切なげな声を毎晩子守歌のように聞きながら、

私は京都まで下宿して何してるんだビックリマーク!!
毎日下宿にいるだけ、何してるんだよビックリマーク

親から仕送りして貰って、何してるんだビックリマーク

自己嫌悪、情けなさ、無価値感、罪悪感、劣等感…

魂のヌケガラみたいな表情でした。

当時の学生証の写真が残ってるのですが、死んだ目をしてますチーン
焦点が定まってないです(ーー;)


転機は、いつだったのかなあ~~

たぶん、あの時が、最初の転機だと思える出来事があります。

一年生から、友人に対してずーっと仮面をかぶって、自分を偽り、ひきこもりに近い状態が耐えらなくなり、三年生の終わり頃に、一人の友人に、勇気を出して少しだけ自分の話をしたとき、


彼女は、びっくりするわけでもなく、同情するわけでもなく、否定したり、非難もせず、

最初の一言が、

ほんま、せやったん。

話すの勇気いるな。

せやったんか。

ぐすん

すっごく、ドキドキしながら、勇気を振り絞って話をして、彼女の表情と言葉に触れたとき、

パンパンに張っていた胸のつかえ、喉の詰まりが、スカッと軽くなった瞬間を思い出します。


あの日、あの時、彼女が転機でした。


それから、少しずつ、人の目が気にならなくなって来ましたが、

トントンといったわけでなく、


毎朝、必ず同じ時間に下宿から外に出る。

そんな小さなことから、始めたのが、大学三年から四年になる春休み中でした。

いっきに、大きな目標をつくり、何度も挫折し尽くしていたので、

やっと、小さな目標から行動することにしたのでした。

30年も昔のことになってしまったのだとびっくりしています。

あの頃、京都には、河合隼雄さんも、大活躍中のころ。
関西は、臨床心理のメッカなのに、その隣で、カウンセラーは何処にいるんだよ~~えーん

と叫んでいた私でした。


先ほど、栃木、茨城のニュースを見てびっくりしています。

どうか、一刻でも早く救助されること、被災地のみなさまのご無事を祈っています。