みなさん、こんにちは。

シニア産業カウンセラー中島知賀です。

ん~~・・・・まだまだ、どよよ~~~んんって・・・いう曇り空・・が
が続きそうですね~~~


ちなみに、うつ症状は、今日の空模様のような・・・どよよ~~ン・・・と頭が重くて・・・身体も重くて・・・毎日毎日毎日・・・どんよりとした曇り空のような感じです。

生命エネルギーそのものを低下させることによって、全ての感情を感じないように抑圧します。
ですから・・・・・悲しみも、喜びも、怒りも感じないようにして、感情が平板になり、身体、頭がずっしりと重~~~くなります。

よくある質問として、
「ココ最近、鬱だわ~~・・・と思うけど・・・これって、病気なんですか~~~???」


感情として、「うつだわ~~・・」と感じることは、誰にでもあります。
例えば、
仕事で(TωT)大きなミスをして、ここ2、3日凹んでいるわ~~~うつ状態だわ~~~

でも、うつ的な状態が、ず~~~~っと何日も、何週間も続いて、

まとまった状態→→→「うつ症状」になります。そして「日常生活に支障をきたす」ようになります。こんな症状になってきたら「うつ病」と診断されます。


日常生活に支障をきたすというのは、身体面や、行動面にも症状があらわれてくるので、今迄、仕事や家事など、出来ていたことが、段々と出来なくなってきます。

例えば、
身体面→ぐっすりと眠れずに睡眠不足が続く。朝から頭が重い、痛い。吐き気がする。下痢や便秘を繰り返す。食欲が無い。反対に過食。肩こり、頭痛がひどい。めまい、心臓の動悸、難聴、円形脱毛、アトピー、じんましん、生理がなくなる等々

行動面→朝、なかなか起きられない。午後になるほど、身体が楽(日内リズムが反対になる)。仕事に集中できず、仕事がはかどらない。ミスや事故が多くなる。会社、学校に遅刻、欠勤が増える。イライラして行動が荒くなる。些細な事で喧嘩、口論が増える。反対に話さない。家事ができない。化粧が出来ない等々・・・

心、身体、行動、3つに症状が出ていて、かなり日常生活がキツイ!!と感じるなら、一日も早く、専門医を受診してくださいね。


職場、学校の、専門職(カウンセラー・保健士・産業医)等に一刻も早く相談して下さいね。

独りで抱えていても、解決できません・・・。

本人よりも、先に、家族の方が気づいたら、専門医や専門職に相談してください。



それと、同時に、

ストレスが沢山重なっていると思いますが、

ストレスの大きいものから、取り除くこと、あるいは、一時的避難!!(逃げる事も大切です)をしてください。

仕事ならば、仕事を減らす、職場を休む・・です。
学校ならば、休むことも必要になるかもしれません。

心の病気には、休養と、精神科のお薬が効きます。

と、同時に、忘れてほしくないのが・・・・・

心の病気の、心の症状をつくっている根本原因に取り組むことです。

心には、薬は効きません・・・・・


薬は、身体の症状にアプローチしていきます。
具体的に言えば、脳内の神経伝達物質にアプローチして、身体の症状が良くなってきて、相乗効果により、イライラや、ウツウツした気分がだんだんと、楽になってきます。
薬と休養により、また、ストレス源から一時回避する、ストレス源を減らすことにより、だんだんと回復に向かってくるので、心の症状も落ち着き、うつうつとした気分が無くなってきます。
ですから、心にも、薬が効いたような錯覚をおこします。

*薬は重要です。心に取り組むにはエネルギーが必要ですので、まずは、身体のシンドさ、心のシンドさを薬を飲んで良くして行く必要があります。


しかし、自分がどうして、いつも、同じような状況になると、又は、同じようなタイプの人間に出会うと、又は、同じような職場になると、心が辛くなったり、落ち込んだり、焦ったり、パニックになるのか???

自分の心の状態を創りだしている根本原因に取り組むことがとっても大切です。

心に取り組んだ人は、再発を防ぐことのみならず、その後の、人生における大きな財産となります。

精神科に、心理療法室(臨床心理士・カウンセラーが担当しています)が設けられているのは、そうした理由があるわけです。

私のブログでも、以前にかきましたので、また再読してみて下さいね。

「昨日の続き~性格って」題名です。

http://ameblo.jp/kaunseringu777/entry-12038168843.html


ながいこと、企業さんで、社員の方々の休職、復職支援をしてきて、実感するところです。

シンドイ作業ですが、自分の心としっかりと向き合って、カウンセリングを継続された方ほど、再発せずに、それどころか、昇進もされています。

自分の辛かった経験を、人生の糧にして、大きく成長されています。
こんな辛い経験をしたからこそ、その方々の強みにさえなっています。

ぜひ、会社や、学校、通院先に、心理カウンセリングをうける場があるならば、自分の心と対話する時間をつくってみられることを、おすすめします