ハワイの楽器ウクレレの歴史や老舗メーカー、使われている素材やサイズ、そしてハワイのおすすめウクレレショップなどを一挙にご紹介!
ハワイアンミュージックなどには欠かせない楽器でもあるウクレレ。ハワイが好きで始めたという方も多いのでは?意外と知らないウクレレのあれこれをぜひご覧ください。
ウクレレはハワイ生まれ?
ハワイのウクレレの歴史
ハワイの音楽を聴いていると必ずと言ってもいいほど登場する弦楽器、ウクレレ。ギターよりも小さく、独特のリラックスした音色は癒されますよね。
ハワイで親しまれているウクレレですが、どのように誕生したのか、その歴史に迫ります!
ハワイの楽器であるウクレレですが、その元となるものはヨーロッパにあると言われています。1879にウクレレの原型となるポルトガルの小型楽器(※詳しい楽器に関しては諸説あり)をポルトガルの移民で職人であったマニュエル・ヌネス、ホゼ・サント、オーガスト・ディアスの3人がハワイに持ち込みました。
その後1880年代にさまざまな改良を加えられ、マニュアル・ヌネスが「NUNES UKULELE」を立ち上げるなどし、ウクレレはハワイの楽器として確立。
1980年代にウクレレを弾くハワイアンの女性3人
そのウクレレの製造技術は20世紀初頭に今でも人気のウクレレメーカー「カマカ」に受け継がれ、その後様々なウクレレメーカーが登場しました。
ちなみに、ハワイにウクレレの原型となるポルトガルの小型楽器が到着した8月23日は「ウクレレの日」として定められています。
ウクレレ(Ukulele)の由来
「ʻukulele」には跳ねる(lele)ノミ(uku)という意味があり、ウクレレを弾く指が飛び跳ねるノミに見えたという説や、”飛び跳ねるノミ” と呼ばれた演奏者がいたなどの説があります。
また、Ukuには贈り物、Leleにはやってくるという意味もあったことから、リリウオカラニ女王が、「ポルトガルからハワイへの贈り物」という意味でつけた名前、と唱える説もあります。
※由来に関しては諸説あります。
ハワイ生まれのウクレレの有名ブランド
ハワイの有名ウクレレブランドをご紹介!
ハワイのウクレレメーカーは4Kと呼ばれるカマカ、カニレア、コアロハ、コオラウが主流。順番にご紹介します。
カマカ
まずはハワイ最古のウクレレメーカー、カマカのご紹介。
初代オーナー、サミュエル・カイアリイリイ・カマカはカイムキの自宅の地下でコアの木を使ってウクレレを作り始めました。
1916年に「カマカ・ウクレレ&ギター・ワークス」という名のワンマンショップをオープン。すぐにクオリティーの高いウクレレが手に入るお店と人気になりました。
1921年にはカマカウクレレと言うお店をサウスキング通りにオープン。1920年代半ば、サミュエル・カマカは新しく楕円形のウクレレを作り始めました。
それを見た彼の友人が「パイナップルみたいだね〜」と言ったことから、アーティストの友達がそのウクレレにパイナップルの絵を描きました。その後そのウクレレは特許付きのデザインとなりました。
写真引用:http://www.kamakaukulelejp.com/about/history.html
カマカは創業から100年ほど経った今も、ハワイの有名アーティストを含むたくさんの人に愛されているウクレレブランドです。
カニレア
オアフ島カイルア生まれのジョー・スーザはカニカピラスタイル(即興のセッション)のウクレレをビーチやお家で友達や家族のために弾きながら育ちました。
1990年、ジョーは消防士として働いていましたが、マスタールシアー※のアンクル・ピートの弟子になる機会を与えられました。
※ルシアーとはギターやバイオリンなどの楽器を製作する職人のこと。
その後現在の妻であるクリステンと購入した家のガレージで、1998年にカニレアのウクレレショップが誕生しました。
そして、2006年には現在のカネオヘのショップに移転。
ちなみにブランドの名前「カニレア」とは、”心踊る音色” という意味。Kaniには音という意味があり、le’aには幸福、喜びなどの意味があります。
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