ビートルズを一番最初に買ったのは
 (と言っても殆んど兄が買ってました)
 「プリーズ・プリーズ・ミー」かな
 (ここからリバプール・サウンズが始まってしまった)
 シングル盤が殆んどで、まだLPを
 買うところまでは行ってなかったのです
 (小遣いも少なかった)

 その後4曲入りEP盤というのが出て
 これは、お得!500円くらいでした
 グリコの懸賞で当たったこともあるな
 「恋を抱きしめよう」「I Feel Fine」あたりかな

 LPは
 「ビートルズがやって来るヤア、ヤア、ヤア」から
 誰がつけたタイトルなんですかね
 でも今となっては、この「下手なタイトル」が懐かしい
 もう毎日聴いてましたから、音はチリチリ、シャリシャリです

 レコード盤は赤のクリア盤
 (向こうが透けて見えます。レーベルは「Odeon」です)
 武道館のTV中継をリアルタイムで見ました
 ロンドンからの衛星中継もリアルタイムで
 (これは夜中だったかな、エライ眠たかった記憶がある)

 LOVEの曲順にも注目です
 この曲順は、シルクあっての曲順ですよね
 LOVEは単に音楽が好きなひと
 シルクをあまり知らない人にとっては
 ビートルズの面白いアルバムでしかないでしょう

 この曲順、曲と曲のつなぎ方、曲間のニヤッとさせる音使い
 まさに神業、ビートルズを知り尽くした
 マーチン親子の絶妙な音作りです
 シルクの舞台が想像できない人には
 分りにくいでしょうが
 私はまだ見ぬ「LOVE」のステージを
 この曲順でのステージ構成を
 思い浮かべるだけで鳥肌が立ってきます

 次は曲の素晴らしさについてです