物凄いショーゲキです、オドロキです
 NAKEDを聴いた時も新しい発見に驚いたのですが
 その時の100倍くらいの衝撃です
 フィル・スペクターの「LET IT BE」に
 馴染んでいた私にとってNAKEDはとっても新鮮で
 ポールの望んでいたビートルズが、かいま見えました
 そして、ビートルズがその当時の
 最高のR&Rバンドであったことを知りました

 今回のLOVEです
 これは、もう計り知れないほどのショックです
 これは今までのビートルズの
 リミックス・バージョンです
 ビートルズ再発見です
 と言っては収まらないものだと思います

 ビートルズが自分たち自身でセルフカバーして
 解散以来、30数年を経て

 再デビュー!した

 と言っても良いアルバムです

 初っ端から「ビコーズ」のリバーブが
 とってもキレイです。
 キングクリムゾンの「エピタフ」の
 メロトロンは永遠に美しいと言われます
 それ以上に美しい

 全般的に音が物凄くキレイです
 スタジオの最先端技術を駆使しての音作りが素晴らしい
 (ビートルズを知り尽くしたマーチン親子ですね)
 音がハッキリと聴こえ、音の定位がバツグンです
 ジョン、ポール、ジョージ、リンゴの
 プレイのひとつ、ひとつがクッキリと浮かび上がってくる
 久し振りにスピーカーに頭を突っ込んで
 大音量で聴いてしまいました
 ヨメさんは気が狂ったのかと思ったでしょう

 ポールのベースは昔から、独特のベースラインで
 注目されていましが、本当にポールのベースは面白い
 (私がベースを弾いてるので余計に面白いのかな)
 ベースを強調している曲もあって、ベースラインが良く分かります

 ビトルズの初期はモノラル盤で
 それから擬似ステレオというもの
 これは右からはボーカルだけ
 左から楽器という風に左右に
 音が分かれているというだけでした

 昨日もTVで「エアボ」をやってましたが
 ボーカルを消せばビートルズの伴奏で
 歌うことも出来ます
 私は「フォー・セール」のころから
 弾けないギターを抱え
 「エアボ」をやってました
 いや、一緒に歌ってたかな

 LOVEについては
 ビートルズの想いが
 長くなりますので
 また、続きをみてください