大変ご無沙汰しています。
まだまだコロナ禍で気になることはありますが、普通に暮らせてる日々を嬉しいなと思って過ごしています。
今日は私と子ども達二人で、帰国したのがちょうど
一年前。私達家族にはとっても特別な日です
振り返ると・・・
今でもすぐにあの時の自分を思い出し、色々な思いが込み上げてきます
主人（シンガポール人）が日本の永住権を持ったまま出国し、みなし入国ビサ（一年に一度は帰国する予定の人に出してもらえるビザ）でオーストリアに暮らしていたのですが日本に帰国する際には期限が切れて、新しくビザが必要でした。
そしてその間「緊急事態宣言」発令によりビザの発行も延期され、最後の最後に一緒に日本には来られず、泣く泣く２つに別れてそれぞれ帰国しました。
一緒に日本に戻れないとわかってからの私への気持ちの負担は半端なくて
生きてきて一番のプレッシャーを感じ、関空へ到着した時の安堵感は今でも忘れる事はなくて自分の戻る場所、ホームがあるという事にも気付かされた瞬間でした。
あれから1年経って、私達ですが。。。
娘（中3）
オーストリアには行きたいとも寂しいとも思わないけど、お友達には逢いたいと常に言っています。
これだけ、連絡手段があっても時差もあるし直接会うのとは全然違うんだと思います。
オーストリアで撮った写真を見ると、本当にあそこで暮らしてたんだねぇ。。。と他人事のような感じで
日本の暮らしにどっぷりつかり楽しくやっています
一番嬉しいことは、好きなもの可愛いものが何の不自由もなく買える事。
物がない場所に住んで改めて気づく事が沢山あるようです。
夏以降、帰国生専門の塾へずっと通い、帰国枠で私立高校に入学します。国語以外は英語で学ぶ、バイリンガルスクールへ決まりました
大学は付いていないのでまた3年後受験ですが
娘にぴったりな学校へ決まったと思います。
息子（小５）
息子も同じく、オーストリアというか、海外にはしばらく行きたくない。でもお友達には逢いたいと言っています。あの時は楽しんでいたと思うのだけどな。
幼稚園からの親友（レオ）とは週１回、土曜日の夜が多いですが時間を合わせてオンラインゲームをしています。
お互いに嬉しいようで、変わらずこの関係が続いていく気がしています。国境なき親友、羨ましい関係です。
息子の日本語は、ぐんぐん伸び最近は漢字テストも１０問中６問正解を書くまでになって、全部ひらがなですが感想文なども日本語で書くことができるようになってきました。まだまだクラスの子よ同じまでは行かないですが追いついてはきています
私が良かったと思っている息子の成長は日本の子どもが普通にできる一人で公園へ遊びに行くことができるようになったことです。
オーストリアでは常に私が送り迎えをしていて、学校へ歩く、公園へ歩くなど一人でやった事がなかったので、これができるようになった事に感動しています。
私
最近の私ですが、しつこいですがまだドイツ語の学習は続けています。いつか役に立つかもしれないのと、たまにオーストリアのお友達からメッセージをもらうのでその時のために。
趣味は、好きな時に絵を描いたり、最近ではスペインタイルのお教室に通っています。
主人
専ら、自宅で仕事をしています。
ずっとミーティング、ミーティングの日々。
週末はDIY、陶芸を楽しんでいます。
帰国後一年経ち、心も身体も整ってきたので2022年春は自分らしく新しい季節が迎えられたらと願うばかりです🌸
帰国生の高校受験、うちの娘に関しては受験用の国語を勉強をさせてこなかったので受験する学校は英語ベースで試験を行っている学校に絞ったので3-4校しか選択肢がありませんでした。
日本語が英語並みにできる帰国生は大学のついた有名校にも合格しているようです。
帰国のタイミングや現地で通っていた学校にもよりますが、帰国枠は基本的に『国語、数学、英語』で受験できます。早めに受験対策をすると受けられる学校が広がると思います
いよいよ来月は卒業式
久々のジーンとするセレモニー
保護者1名だけしか出席できないのは残念ですが、
無事に卒業できる事&娘の成長を喜び、出席したいと思います
春が待ち遠しいですね
