この本は著者である立花さんが書かれた本という事もあり読んでみたくて手に取った。



立花さんとは直接は面識はないけれど、ラグビー経験者、同じ会社に同じ時期に勤めていて、勝手に親近感を覚えていて、いつかお会いしてみたいなと思う人の1人。



本の内容はリーダーは偉くないというタイトルのように、今の時代に求められているリーダーシップ論が書かれている。



今は上からトップダウンのような指令を出すスタイルのリーダーシップよりも一緒に組織する人の力をいかに発揮させてあげられるか。そのためにはリーダーは何を示し、行動すれば良いのか。



私も大学生時代に体育会系のラグビー部のバイスキャプテンを勤めていた頃に肩書きに頼りにして失敗した覚えがある。今振り返るともっと思い切って自分らしくいる事が大切だったなと思う。




読んでいると仕事を通してトライ&エラーの繰り返し。挑戦してみて、失敗をして、そこから得た知見を次に活かしていくというサイクルがとても多いんだろうなと思った。



挑戦できるポジション、フィールドを得るのも自分次第。立花さんも様々な経験を経て志を得たという。まだまだ遅くないかな。一時は志を持って闘っていた。志を失う事の辛さも経験した。それが強さとなり今後の人生に活かしていきたいな。刺激を貰えたし、共感できるポイントも多かった。とても読みやすく、読み終わってしまったのが残念な一冊。