この本は私の読書ライフに衝撃を与えた本の一つ。もう何度も読んでいるが、たまたま本棚を見ていた時にまた読んでみようかなと思い、再度手に取った。



今回読んだ時に心に強く残った部分は



結局、自分で自分にプレッシャーをかけすぎて、日常生活を楽しめなくなっていた。



「あなたはいつも、答えを自分の外に探している。他の人間や宗教に求めたり、本に頼ろうとしたり。まるで何かインスタントな答えがあるかのように。そんなものはないのだ。今まであなたが信じ込もうとしたそういうものは全て間違っている。グルはすべてまやかしのものだ。精神世界に段階も階級もない。あなたが今、なぜ不幸なのか、それを理解して克服するのは、あなた以外の誰にもできない」



何度か読んでいるが、今回はここが強く印象に残った場所。



やはり、人間は答えをすぐ求める生き物だし、宙ぶらりんの状況を嫌う。私だってそうだ。




そして、



「生きるということは、質問を一つ一つ浄化していくことである」



とも別の部分に書いてある。



う〜ん、面白い。