この本は友人から勧められて読み始めた。元々言語化には深く興味を持っていて、頭で思考したものを具現化として言葉に落とし込み発する事が魅力として感じていた。



内容は内なる声と向き合いアウトプットする前の状態を重要視し、いかに思考段階で深度を高められるかに重点を起きとても面白かった。途中ワークスタディ的な事も書いてあり、機会があればやってみようと思った。



また、頭の中で自分に発している言葉をメタ認知的な視座を持って考えた事もなかったので新鮮だった。



特に印象に残った部分としては、〜考えを前に進めることができるようになるのか。答えは簡単である。記憶域にあるものを一旦外に出して、考えることに集中できる環境を整えることである。そのために真っ先に行うべきことは頭に浮かんでくる内なる言葉をとにかく書き出すことである。そして、目の前に書き出された内なる言葉を軸として、考えの幅を広げたり、奥行きを深めればいいのだ。〜という部分。



やはり、思考を深めると謳っている色々な本にもアウトプットとして、『書き出す』という行為は重点を置いている。私もこの事から考えた事などを記録するオールラウンドメモを15年程前から常に持ち歩くようにしている。



最近、前向きに考えるより、立ち止まり考える割合いが多いせいか、自分の感じた事、意見よりも本を読んで感銘を受けたところを書き出している傾向が強い。自信により育まれる自己の発信が脅かされている傾向がある。





オールラウンドメモを振り返ると自分の傾向を掴めるのも利点だ。



さらにインプット過多になりつつあるので、少しづつでも良いので良質なアウトプット心がけて自己醸成を形として展開していけたらいいなと思う。