元・つばきファクトリーのリーダーだった山岸理子ちゃんがついに舞台俳優としてセカンド・キャリアを歩み始めるってことで、矢も楯もたまらず、1月24日(水)・25日(木)の2公演を観劇してきました
公演名:舞台「咎人の刻印~レミニセンス~」
原作:蒼月海里『咎人の刻印』(小学館文庫・2020年)
脚本:中島庸介
会場:紀伊國屋ホール
今日、千秋楽を迎え、配信をアーカイブで見られるようなので、また繰り返し見たいと思います。
正直言うと、私は演劇はほとんどみないし、事前に原作とコミックスを読んでみたけれど、ダークファンタジーの世界には全く興味がなく、ただただ、山岸理子ちゃんイチ推シのオジさんとして、舞台女優としての理子ちゃんの出発を見届けなくてはとの一念で、ド平日のド真ん中に1泊2日の弾丸旅行を敢行したわけです。
が、しか~し、存外、楽しめました。
この演劇のジャンルそのものは、ダークファンタジーで、主演は若手のイケメンで、殺陣などのアクションシーン(要するに暴力シーン)がふんだんにあり、人はたくさん死んでいくし、って、私にとってチョウ苦手なものだったのですが、なんですかね、出演者のみなさんの一生懸命さや人柄の良さがよく伝わってきて、しかも、随所に現代社会に引きつけて社会の歪みのようなものについて考えさせられる部分もあり、根底にはヒューマニズムが流れているようでもあり、2公演目では、なぜか、涙が止まらなくなってしまいました。
理子ちゃんは出番は少なめでしたけれど、なかなか重要で難しい役どころを頑張ってこなしていたと思います。
25歳の山岸理子ちゃんが高校1年生を演じたのですけれど、制服姿も立ち居振る舞いもまったく違和感がなかったですね。理子ちゃん、童顔だし・・・
劇中で10歳年上のお姉さんとの絡みがあるんですが、理子ちゃん、実際にも一回りぐらい上のお姉さんがいるので、そのへんは演じやすかったのかもしれませんね、と、24日にご一緒したヲ友だちと語り合いました!
Xで見てる限りでは、理子ちゃんは共演者やスタッフのみなさんにもとても可愛がられ、いい関係を結び、多くのものを吸収した様子です。
3月には「舞台ブラックジャック」でピノコを演じることが決まっていて、おそらくですが、いっそう出番も台詞も多くなるのではと思われます。こちらも弾丸で見に行きます。
理子ちゃんには、こうして、つかんだチャンスをひとつずつ糧にして、個性的で存在感のある女優さんとして活躍し続けてほしいですね。
ではまた