日曜からいろいろあった週ですが、月曜休みで火曜日スタート、でもって半導体急落で日経もかなり落ちて、結構な大騒ぎの週でした。といっても、日経はまだ4万円前後なんで、まだまだ下がるかも....、といういつものパターンで機会ロスになりそうですが、一応指値を入れています。ETFは指値で欲張りすぎて買えずじまい、半導体投信は2日連続で売り出し価格以下で購入出来ました。短期だと大損かもしれませんが、NISAなので10年は漬け込んで熟成、腐ったりして....。SOXも下がったけど、元が高すぎるので指値では刺さらずじまいです。来週はもっと落ちるでしょうか。

今週木曜日の下げはすさまじく、普段は比較的変動の幅の小さい投信が大荒れ、ナスが1000円を超える下げで90%割れ、それでも90%なのですけどね。SOXに至っては1800円のマイナスです。おかげで日の浅い新NISA投信の損益は一日だけとはいえマイナスになりました。逆に言うと買い時なのかもしれませんが、海外投信は1日遅れなので、急落した木曜日の価格で買うには、水曜日の15時までに発注しなきゃいけません。水曜の時点でここまで下がるって予測できたのか? 投信は、このタイムラグが結構やっかいなんですよね。ただ、上述のとおり2日連続で買えた半導体は日本かつ当日買付なので、ETFの相場を見ながら昼休みに買付をすれば、後場で急上昇しない限りは安く買えます。まぁ、翌日以降続落すると、含み損にはなりますけど。

あと、動きが謎すぎる移管銘柄ですが、チャートでは木曜日に一瞬プラ転?という感じだったんで、時系列データを探して(証券会社のページでは時系列がない)高値を確認、確かに数円だけプラ転していました。でも、PBR1倍はまだまだ先だったりします。損益額(損益率ではありません)でもダントツビリだったのが、週末時点でブービーに浮上しています。

今週の統計

相変わらず、数字を見ながらダラダラと考える感じです。なんか体系的に勉強する方法がないものか....、あるのかもしれないけど、見つからないんですよね。四季報の方は、四季報写経というのがあるみたいで、ちょっと情報収集中です。昔、自治体の財政カードの写経はやって(やらされて?)、その経験からいうと写経はパターンがわかればそれなりに効果があるように思うのですが、そのパターンがわかるまでが大変なんですよね。というか、統計写経ってないですかね。

さて、統計です。NY連銀の製造業は予想よりは高いですが相変わらずのマイナス、というか、今頃気づきましたが景況感だと中央値が50のことが多いけど、NY連銀の指数はは中央値0ですよね。まさか50じゃないですよね。一方でフィラデルフィア連銀は前月の1.3、予想3.0に対して13.9という数字、4月の15.5には及ばないですが、結構高い数字が出ています。

で、上述のNYとかフィラデルフィアに関係するベージュブック(地区連銀報告)は、FRBのページを探し回って、検索から今年5月分は原本を見つけました。が7月分は見つからず、というかサイト検索で5月分を見つけたのですが、これだといきなりPDFに飛ぶので、どのページからDL出来るのかわからないんですよね。そのページがわかれば、今後は気が向いたときにそのページから最新にもバックナンバーにもアクセスできるようになるのですが....、英語だしページの設計がどうなっているのかがよくわかりません。

小売売上も出ましたが、前月比0%(コアは0.4%)となっています。先週木曜日のCPIが前月比-0.1%(コア0.1%だけど抜いている品目が異なるみたい)なので、値段がちょっとだけ下がって売れた額は同じ、本来なら物価上昇分だけ小売売上が増えないと、販売量が維持されていないということになるのでしょうけど、この辺の計算式とかあるのでしょうか。

値動き

ちょっと表を改造です。新旧NISAの枠を付け足しました。ただし前日比は、連続性の観点からこれまで通り特定の数字です。本当は特定でも株式トータルでもなく、非移管+新旧NISAで算出したいのですが(要するに、相続株を除いた自前の運用状況を出したい)、面倒臭いので今後考えます。あと、参考指標を日経からトピに切り替えようかと考えましたが、トピ自体がいろいろといじっている最中みたいなので、これは様子見です。まぁ、いずれ移管と旧NISAの枠は消えるので(そうなると特定=非移管なので、非移管も消える)、そうなったときにカテゴリーは株式トータル、特定、NISAの3つになります。そうしたら、参考指標を2つ入れても問題ないかもしれません。旧NISAが消える頃までには、移管銘柄も処分(一部は残すかもしれませんが)して消えている....たぶん....。

 

7月第3週
曜日 特定 移管 非移管 新NISA 旧NISA 日経 コメント
-1.24 -1.43 -1.02 +1.07 +0.94 +0.20  
+0.86 +0.77 +0.97 -1.78 -0.17 -0.43  
+0.68 +2.16 -1.06 -3.06 -2.47 -2.36  
-0.44 -0.41 -0.48 +0.27 +0.17 -0.16  


火曜は日経が元気でしたが、特定は移管も非移管も沈みました。水曜木曜と日経が大きく下落、特に半導体が大きく下がったのですが、特定はなぜかプラス、特に移管が日経の反対をいくという天邪鬼ぶりを発揮しています。木曜日は非移管を含め軒並みマイナスなのに移管が強引にプラスに持って行って、新旧NISA込みで前日比はプラスの0.5%だったりします。

そして金曜日なんかニブイ動きで木曜日を引きずっている感じ、上に行くのか下に行くのかわかりません。日経は横ばいのマイナスだし、木曜に大きくマイナスだった新旧NISAもプラスとはいえ、パッとしない数字で、あまり戻っていません。こういうときって、買い注文を入れるかどうか迷うんですよね。結局は指値を下に入れて買えずじまいの機会ロスというパターンが多いのですが....。今後10%としても日経で3万7千円台はありうると思っているのですが(さすがに20%待ちはしないことに)....、そう思っていると機会ロスになるんですよね。

あと優待でお菓子をくれるところが、この間ダメダメぶりを発揮していたのですが(未だにトラブっているみたい)、こちらも今週は謎の上昇中、主には為替みたいですが、海外のファンドが入った影響もあるでしょうか。経営に口出しするみたいなのですがドラ息子社長は更迭(?)、おとっちゃん復帰を期待したいところですが年齢が年齢ですから、どうなることやら。ちなみに今回トラブった件で、今期の総会の投票では、やらかしに貢献した某会計事務所出身者(主に監査役ですが)は無条件で×をつけました。この方針は来期以降も継続です。

損益率

 

裏でとっている日次の損益率データを見ても、木曜日がすごいですね。

 

7月第3週
項目 損益率 前週 前週比 備考
株式トータル 6.7% 6.9% -0.2  
株式 特定 6.2% 6.4% -0.2  
うち移管 -1.3% -2.4% +1.1  
うち非移管 17.1% 19.0% -1.9  
株式NISA 2.3% 6.0% -3.7  
旧NISA株式 26.6% 28.6% -2.0  
投信トータル 20.3% 25.6% -5.3  
投信 特定 63.1% 66.8% -3.7  
投信NISA 0.6% 4.3% -3.7 買付あり
積立NISA 10.7% 12.7% -2.0  
旧NISA投信 26.0% 27.1% -1.1  
トータル 7.4% 7.8% -0.4  


上でも書きましたが、普段は買付がない限り、プラスでもマイナスでもそこまで大きく変化しない投信が木曜日1日だけで5ポイントのマイナスです。投信はどうせ1日では大きく変化しないと思い、トータル以外は損益率しかとっていない上、買付があったのでトータル前日比もプラスになっていますが(手計算すればよいのですが、ちょっと面倒なので....)、まれにある現象の数字をとるという意味では、投信もカテゴリーごとにちゃんと数字を記録しておいた方がよいのかもしれません。相対的にアメリカ比率が低い旧NISA(というかアメリカ比率ゼロ)と積立NISA(自力計算で3分の1程度に調整)が下落率やや低めなので、アメリカの影響が大きいのでしょう。

 

で、この投信の大幅下落にもかかわらず、トータルは0.4ポイントのマイナスに押さえられました。比重の大きい株式の、その半分を占める移管銘柄の1.1ポイント増が原因です。あと少し上を行っていたら、1銘柄でトータルのマイナスをひっくり返していたかも....。

 

なんか来週以降が、どうなるかわかりません。アメリカの金利(というか景気)と政治的混乱(岸田もどうしようもないけど、アメリカもたいがい)と夏枯れで買いのタイミングがくる、と思っていましたが、なんかカオスになっています。


その他口座

為替はどうなるのでしょうか? 一応、140円までは下がる(それ以上かもしれない)と想定して、余力を残していますが、どうなるのか、さっぱりわかりません。

 

野村は、投信だけど自分で買ったわけではなく相続したものなので、頭の中では待機資金扱い、ただいきなり現金化できないので、一応証券会社の口座の一部は待機資金扱いだし、銀行に別途待機資金(10年分の積立NISA資金を含む)を置いてあって、現金化していない待機資金を合わせて3段構えにしてあります。ただ、買いのタイミングがくるなら、現金化しておいた方がよいかなとも....、どうせ野村に置いておいても信託報酬とられるだけなんですよね(待機させておくよりはゲインが多いのですが....)。
 

仮想通貨は、トランプが原因で上昇といわれていますが、上がっているとはいえ、ビットまだ1000万円±100万円の圏内です。トランプの言葉だけで上がっても、なんかの拍子に急落しそう....。まぁ、株式投信に比べると微々たる口座投入額で、その半分しか回していないので、全損でもカバーできる範囲ですが....。というか、上がりすぎても雑所得問題で利確出来ないので、あまり上がられても困るんですよね。分離待ちでしばらくは塩漬け、塩分過剰になりそうです。

ここ数週間でなんか唐突に上がり、今週もまた最高値を更新しました。「なんかわからないけど、高値になっているなぁ」という感じです。先週木曜日に保有の損益率ベースで最高値(記録のない時期もあるので、たぶん、ですが....)だったのですが、今週はETFの配当でお金が必要になるので売られるという話があって、先週木曜をピークにいったん下がるかと思っていたのですけど....、ふたを開けてみると、上げ下げはあったけど今週木曜日にまたもや最高値が出ました。上がるのはよいのだけど、買いのことを考えるとそれほどうれしくもなく、そもそも原因がよくわからないというか、状況がはっきりしないというのはどうにも気持ち悪い感じです。

さて、今週ですが、まずNISAでETFを追加です。投信よりETFの方が、指値が出来る分楽です。次に、貸株金利は来週かと思っていたら祝日の関係で金曜に前倒しで入ってきました。月初めの計算通り9000円割れで、確定申告不要ラインからすると、安全圏での推移です。あと、利確をしないので小数点以下の数字を帳簿に書き入れて移動平均を計算するだけのステイキングもありました。

今週の統計

今週はCPIとPPIです。なぜか1日遅れなので、CPIとPPIとセットになっている輸入物価はところてんで翌週に押し出されたようです。あと、地味に消費者信用残高の発表もありました。FRBのページに信用残高データがあって、過去分(1940年代から月別データ)がDLできます。ただ、DLするとわかりますが、結構膨大な量の数字があるし、当然英語だし、狭いスペースに文字を詰め込む関係で略号だらけだったりして、とりあえずどの部分のどの数字が何なのか、ひとつひとつ付きあわせていかないと、使えない数字の羅列でしかありません。で、この作業は絶賛放置中、結局適当なサイトで数字を確認するだけになっています。時間と読解マニュアルが欲しいところです。

で、その消費者信用残高ですが、5月が113.5億ドルで、前月比約50億ドル増えています。ただ、今年1月なんか194.9億ドルで前月比185.7億ドル増なので(ただし11月は237.5億ドルなので、2ヶ月前からは減少)、それに比べるとマシではあるのですが、う~ん、どうなんでしょうかね。あと、過去データを見ると、結構乱高下するし、なぜかマイナスがあるし、お約束の改定値というのも結構出ているので、なかなかに扱いにくいデータです。

CPIは前月比で-0.1%(コアはプラスでしたが)、ちょっとだけ物価が下がったようです。前年比では3.0%とまだ高いですが....。あと、翌日のPPIは前月と予想を少し上回っています。誤差の範囲であって欲しいところですが、どうでしょうか。

値動き

 

7月第2週
曜日 前日比 移管 非移管 日経 コメント
-0.10 +0.29 -0.55 -0.32  
+0.38 +0.40 +0.35 +1.96  
-0.30 -0.28 -0.31 +0.61  
+2.12 +3.49 +0.53 +0.94  
+0.07 -0.34 +0.57 -2.45  

 

今週も日経は最高値ですが、金曜日に急落しています。為替でしょうかね。それから「ETFの配当がどうのこうので下落」という話は、月曜日はとにかく、水曜日は日経に関しては逆に上昇しています。で、保有ですが、木曜に移管が3.5%の上げです。今後、上げ幅と同じくらいの下げ幅がくるかもしれないので、この後がちょっと恐ろしいです。


損益率

買付があると、総額が増えるので前日比は上昇し、損益率は下がるというゆがみが発生するのですが、前日比については損益率を評価額ベースではなく含み損益額ベースで計算すればゆがみが少なくなるのでは....、つまり現状では

前日比={(当日評価額÷前日評価額)-1}×100

で計算しているのですが、この場合

当日評価額=前日評価額±前日との差額+当日購入した銘柄の買値

となって当日評価額が膨らむ分、分子が大きくなって前日比が大きく出てしまいます。で、この計算式を

前日比={(当日損益額÷前日損益額)-1}×100

にすれば、当時購入分の含み損益はそこまで大きくならない(ほぼゼロのことも多い)ので、買付に伴うゆがみを減らせるのではないかと思うのですが、どうでしょうか。ただ、これまでのデータとの整合性を考えると、評価額ベースの前日比と含み損益額ベースの前日比がだいたい同じ数字になってくれないと困るのですが....どこかで検算するかな? あと、含み益が大きい銘柄を売った場合は損益額もごそっと減るので、買いはとにかく売りでは数字が歪む可能性がありそうです。これについては、そもそも売っていないので、実際売ったときにどういうゆがみが発生するかを見てみないと何ともいえませんが....。

 

 

7月第2週
項目 損益率 前週 前週比 備考
株式トータル 6.9% 4.7% +2.2  
株式 特定 6.4% 4.1% +2.3  
うち移管 -2.4% -5.7% +3.3  
うち非移管 19.0% 18.3% +0.7  
株式NISA 6.0% 3.6% +2.4 買付あり
旧NISA株式 28.6% 28.3% +0.3  
投信トータル 25.6% 26.5% -0.9  
投信 特定 66.8% 67.8% -1.0  
投信NISA 4.3% 5.5% -1.2  
積立NISA 12.7% 12.8% -0.1  
旧NISA投信 27.1% 28.5% -1.4  
トータル 7.8% 5.8% +2.0  


今回は先に投信から書きます。週間では軒並みマイナスですが、実は木曜までは先週比プラス、損益額では年最高値(買い増しの影響で損益率では最高値にはなりませんでしたが)でした。金曜日1日で前日比2.4%の下げ、インドの下落が目立ちますが、インドを含まない特定も落ちているので、為替の影響もあるようです。インドを含むカテゴリーは為替とインドのダブルパンチでしょうか。6月5日の総選挙後のインド暴落時に2.5%のマイナスをつけましたが、記録上(期間は短いですが)2%以上のマイナスの日は6月5日と金曜日の2回とだけ、1%の下げも今のところ珍しい状態です。この後の為替次第ではまた大幅下落で買い増しのチャンスが来るか、あるいはドル下落で再浮上せずに大損か、どうなるでしょうか。

それでもトータルのではプラスです。木曜日にまた年最高値で、その後金曜日に株式があまり落ちなかった(新旧NISAはかなり落ちたけど、移管は下落幅が抑えられ、非移管に至ってはなぜかプラスで、株式トータルは0.04%マイナスとほぼゼロ)ので、買付分を除いて再計算すると、トータルの前日比は0.17%マイナスにとどまっています。保有は日経に遅れて下がるというパターンもあるので、油断は出来ませんが....。

金曜日は下がりましたが、上で書いたとおり木曜日に年最高値更新です。この後の下落が怖いのですが、記録を見返してみると、ちょっと前までは損益のトータルがマイナスだったりするんですよね。トータル損益が10%を超えていないので、10%とか20%の下落があると、マイナスですよね。というか、3月ごろの最高値の後、最大20%の下落、そこまで下がらないとしても10%は下落するだろうと想定して、指数がその程度になったら買おうかと思っていたら、10%も下がらなかったんですよね。下がるのは怖いけど、下がらないと買い増しのチャンスが来ないというジレンマです。

その他口座

 

 

為替は、落ちましたけど、150円までは落ちていません。140円台は遠いです。購買力平価までたどり着くとしたら、どれだけの大事件が起こることやら....。

 
野村は、なんとかならんかな?
 
仮想通貨は、900万円を割る日もあったけど、一応は900万円が底になっているみたいで、なかなか抜けません。といいつつ上がりません。もうしばらくはこの辺をうろつくのでしょうか。

下半期に入りました。今月もNISA枠で投信を追加しました。高値づかみになるかもしれないと不安になりますが、10年単位なら誤差程度になる可能性が高いし、後下がったら買い足せばよいかと思うことにして、意を決して買ってはみたものの、逆に下がる気配がありません。買い足すことを考えると下がって欲しいのだけど....、この辺、上がっても下がっても複雑な気分です。どんどん上がるので下がるまで待つのをあきらめて買ったとたんいきなり暴落というのは、さすがにやめて欲しいけど、どうなるか。

さて、月初めなので恒例の貸株金利の入金額のチェック、今回は9000円を割りました。6月決算(12月の中間)の銘柄が金土日と貸株解除された影響でしょうか。まぁ、誤差の範囲内だし、年間で確定申告ラインよりかなり下になるペースなので、問題なしです。

次に、こちらも恒例ですが、積立の買付に伴う移動平均の検算作業、基準価格が上昇しているので結構な高値買いになっています。買付日に300円以上も上がるとか、インドなので仕方がないのかもしれませんけど....。上述のように投信は10年計画なのであまり気にしてはいけないとはいえ、なんか損した気分です。そして、普段は1日付の申し込みで当日1本買付と翌日3本買付なのですが、今月は1日に1本、2日に1本、3日に2本となりました。作業がめんどくさいので、買付日はまとめて欲しいです。

最後に前半の配当シーズンは終了、「しばらく配当の入金なし」と書こうと思っていたら、7月早々にETFの配当が入ってきました。ただその後は、4月決算企業(と10月決算企業の中間)は無配で5月決算企業分が8月に入ってくるかな程度(これが入ってきた時点で目標の半分越え)、後は9月までお休みの予定です。

さて後半戦、データを採って数字を追っかけているだけですが、一応、ポイントとしては以下の点でしょうか。

  • 移管銘柄がこのままプラマイゼロまでいってくれるのか
  • 非移管の目標損益率20%(税金を考えると25%)越えが出来るかどうか
  • NISA枠をどこまで埋められるか
  • 配当がどこまで積み増し出来るか
  • キティちゃんを買い増しできるのか

ヘンなのが混じっている気がしますが、まぁ、見所としてはこんなものでしょう。移管については、本当はPBR1倍越えまでいって欲しいのですが、数字を見る感じでは年内は無理っぽいです。で、もし仮に移管がプラマイゼロラインを超えたら、どの時点でどのくらいを処分するか悩むことになりそうです。

今週の統計

アメリカ独立記念日があるため、木曜分の統計も前日発表で水曜日がラッシュ。雇用系に気をとられていたら、ISMで問題になりそうな数字が出ていました。そして、金曜日に数字によっては急騰急落を引き起こす雇用統計です。先月は、雇用者数が予想を大幅に上回って大騒動でした。

さて、雇用関連の前に、ISMとPMI確報です。両方とも景況感なので、しかもPMIは速報値もあるので、ややこしいです。で、月曜日の製造業については両方とも微減、ISM製造は相変わらず50割れでした。水曜日のPMI非製造では55.3と前月と予想をわずかに上回っています。で、問題はISM非製造なのですが、前回53.8、予想52.5に対して結果は48.8です。大幅減ですが、それ以上に4月も50割れだったので、ここ数ヶ月で乱高下していることになります。外れ値が出まくっているとか??? 詳しく調べたいのですが、ISM(全米何とか協会)のサイトまでは見つけられたのですが、肝腎の数字はまだ見つけていません。有料化もしれないので、そうなると細かいデータは手に入らないんですよね。手に入っても英語なので、読み込むにも時間がかかりますが....。どうしたものかな。

雇用関連の方はというと、JOLT(求人倍率みたいなもの)は、前回改定値で4月分が減少、で、改定前の4月と予想を上回っています。ただ、ここ数ヶ月は下げ基調かつ予想値を下回る結果が続いていたので、予想で下げ幅を拡大してみたら、結果は前月よりも増えていたというところでしょうか。今回の増加は改定値に対してだと上げ幅がやや大きい気もするので、誤差なのか、季節性など一時的なものなのか、再び雇用が逼迫し始めたのか、どれなんだろうかと悩むところです。

チャレンジャーは前回マイナスでしたが、6月は前回分の幅でプラス、解雇数だから人数は減ったということになるでしょうか。

ADPは、前回改定値が出て先月の数が増えました。この改定値、未だに扱いがわかりません。で、今月は改定値前の前回値も予想値も下回る結果なので、雇用は減ったことになります。

失業保険は週間なので、数字的にはあまり差は見られませんが、継続はジワジワと増えている感じ、新規は増えているのか一進一退なのか、どの期間で傾向を見るかで変わってくる様な気がします。この辺、未だに感覚がつかめない。

木曜まででみると、ISM非製造の低下(個人消費の縮小?)とJOLT求人件数の増加(雇用の増加?)という結果が気になるところです。しかも、このふたつは方向性が逆なんですよね。

で、とどめの真打ちは金曜日で東京が終わった後に出てくる雇用統計です。で、前回の雇用統計の時に、「予想19万人に対して27万人(中略)、翌月に大幅改定という可能性もありうる」と書いたのですが、案の定改定値が出ました。改定値でみると5月の雇用者数は予想19万人に対して22万人、改定幅がマイナス5万人です。最初から22万人という数字が出ていたら、先月はそこまで大騒ぎにならなかったのでは....。で、先月の件があるので6月の予想19万人に対して20.6万人だと、なんか誤差の範囲に見えてしまいます。失業率は0.1ポイント上昇、じわり上がっています。

 

今週の値動き

 

7月第1週
曜日 前日比 移管 非移管 日経 コメント
+0.70 +0.66 +0.74 +0.12  
+0.29 -0.05 +0.68 +1.12  
-0.31 -0.82 +0.29 +1.26  
+0.90 +1.21 +0.53 +0.82  
-1.24 -1.80 -0.64 -0.00  


月曜昼にロケットが上がったと思ったら、火水木と日経は上がり続け、金曜日に息切れしました。保有は日経に比べると弱く、水曜日はマイナス、金曜日には大幅マイナスです。いや、金曜日が痛いですね。

損益率

今週は積立に加えて、NISA分投信追加です。投信については、来週に分配金がらみでの値動きがどうのこうのといわれているし、為替もドルが上がりすぎなのですが、インドとかって、その辺の理屈が通用しそうになかったりします。データをとっていないので、記憶とか印象レベルの話ですが、投信が軒並みマイナスなのに、インドのプラスだけでトータルの損益率をひっくり返すということが、たまにあるような気がします。まぁ、下がれば買い増すだけです。
 

7月第1週
項目 損益率 前週 前週比 備考
株式トータル 4.7% 4.4% +0.3  
株式 特定 4.1% 3.8% +0.3  
うち移管 -5.7% -4.9% -0.8  
うち非移管 18.3% 16.4% +1.9  
株式NISA 3.6% 3.6% -0.06  
旧NISA株式 28.3% 27.0% +1.3  
投信トータル 26.5% 29.4% -2.9  
投信 特定 67.8% 65.8% +2.0  
投信NISA 5.5% 7.5% -2.0 買付あり
積立NISA 12.8% 12.4% +0.4 買付あり
旧NISA投信 28.5% 25.8% +2.7  
トータル 5.8% 5.4% +0.4  


さっき書いたように株式は、木曜までは調子がよくて、木曜は年最高値だったのですが、金曜日に一気に覆されました。木曜時点では、株式トータル6%、株式特定5.5%、移管-4%だったのが、まぁ表の数字まで落とされました。それでもトータルや特定は前週比で何とかプラスです。というか、移管が....、今回も-4%の壁にはじき返されました。それでも週の下落幅を-1ポイント以下に押さえ込んだので、今週は耐えたというべきでしょうか。

投信はトータルの数字が2.9ポイントのマイナスと大きく落ちていますが、これは買付の関係で評価額の数字が大きくなったのが原因で、実際には伸びています。実際に大きく落ちたのは買付のあったNISA投信のみです。あと、月初めの買付で積立も購入日には落ちていますが、それでも10%を割らず週間ではプラスを確保です。このペースでいってくれれば、10%を割ることはないでしょうか。積立の場合、年率7.2%でも10年で2倍にはならないのですが、このペースが続けばもしかしたら10年2倍に到達するかもしれません。というか、今のペースって年率何%なんだ???

計算式は調べるとして、積立についてちょっと計算です。積立と一括では、伸び率が同じだとすると、移動平均の関係で積立の方がトータルの利回りは悪くなります。で、どのくらい下回っているかをざっくり乱暴に計算してみました(計算方法をちゃんと確認したわけではなく、何となく割り算しただけの雑なものなので、これが正しいという保証はないです)。積立の6月末の損益率が12.4%なので、おおよその数字で12%とします。面倒なので単利だとして、半年で12%なら単純に考えて年24%になります。2ヶ月ほど早く始まった旧NISAが25%、1年半の特定が65%なので半年21%程度なので、乱暴に言えばだいたい似たような数字でしょうか。そんなに差がついていないみたいです。あと、新NISA投信は1ヶ月程度でだいたい5%(買付で数日のものも含んでいますが)なので、雑に6を掛けると半年で30%、年60%になります。う~ん、ちゃんと丁寧に計算するために計算式とかを調べ直した方がよいかな。

以上の適当な計算だと投信特定の伸びが一番悪いことになりますが、原因としては、特定に含まれる全米(中小型株を含む)や債券とのバランス型を含んでいることでしょうか。実際、投信特定にはナスも含まれますが、このナスは木曜日に100%突破、1年半だと半年で33%という計算(雑)になります(買うときに、ケチるべきではなかった。10倍の資金を投入していれば....、またもや機会ロス、いつものことですが....)。


現状では、積立も含めて年20%を上回る状況ですが、10年2倍を妥当な水準とすると、ちょっと警戒しなければならない数字です。物価上昇率とか、為替水準とかを含めて、なんかどこかに地雷が埋まっていそう....。

その他口座

為替は、どうなるんでしょうかね。今の状況で買うことはないけど、いろいろと影響が出そうです。上で書いた通り、投信でも為替の方が影響が大きい可能性もあります。特にアメリカの夏休みと為替の反転が重なると大きく下げそう。トランプが「ドルが高すぎる、けしからん」なんて言ってますが、それで本当に何かやらかす状況になると、大混乱になりそうです。今後、140円まで下がった場合、投信とかがどの程度下がるのか、計算式がわからないのでやりませんが....。

野村は、年内に1本は処分できる....かな?という段階、と思ったら下がるので、やっかいなんですよね。

仮想通貨は、先週1000万円を割ったビットが週初めにまた1000万円を超えたと思ったら、半ばに1000万円を割って、終盤に900万も割って、週末(これを書いている時点)で900万まで戻っています。乱高下なのか、レンジ内で行ったり来たりなのか、どちらなのでしょうかね。