彼からの連絡を待ちながら、私はカップ型のスフレチーズケーキを焼いていた。


万が一、会えなかったとしても気を紛らわす事が出来たら。と。

会えたら、渡せるから。と。


連絡が.......来たのは、かなり遅くの時間だった。


会えないって連絡かな?


そう思いながら開いたLINEには。


遅くなってごめん。

これからでも大丈夫?


と。


うん。大丈夫よ。
いつもの場所に行くね。


と、送って、家族には友達のところに行くと伝えて出かけてきた。


会うと、


ごめんな。遅くなって。
早く帰らないとまずい?


大丈夫よ。
お話、しよう。


コーヒーを渡し、作って来たチーズケーキのカップが2つ入った袋を渡した。


バレンタインのチョコ、美味かった!
小さいやつ!バレンタインの朝に全部食べた。


今日は何も無いと思って、チーズケーキタルト買っちゃったから、Haruのチーズケーキは明日の朝に食べる!


とか。たくさんお話してくれた。


溢れる想いが止まらなくなってしまった私は、(´。•ω(•ω•。`)ぎゅー♡ってされた時に、


会いたかったよ。ありがとうね。来てくれて。

と伝えた。


彼も、


うん。

って言ってくれた。



幸せでした。

その反動が怖いです。


あ。そうそう。

バレンタインの夜に会えなかった理由を聞いて来ました。
そして、彼は少し風邪気味でした。
これ以上悪化しないといいな。