生姜焼きレシピ




簡単そうで、でも意外と難しい、皆んな大好き「豚の生姜焼き」❣️






先ず、3つの事を覚えておいて下さい!


  1.豚肉の脂の融点が高い事

 ・融点が高い為、人の体温では溶かせません。また、室温が低かったり出来上がって時間が経つと、脂の部分が白く固まってしまいます。

  2.豚肉の細胞にストレスが掛かると硬くなる

 ・早く作ろうとして強火で進めると、細胞にストレスが掛かり、臭みや肉質が硬くなります。

  3.味醂を使うなら最後の仕上げ(艶だし)の時だけ

 ・硬直作用のある味醂を合わせ調味料の時から使用すると肉質が硬くなります。使うのであれば、最後の仕上げで少量の味醂を加えて絡めれば、照りや艶がでます。


このレシピでは、豚肉を茹でてから使用するので、茹で汁は灰汁をすくって、味噌汁やスープにご使用下さい。

豚肉には水溶性ビタミンが含まれていますので、捨てずに使用しましょう。

豚肉トマト疲労回復美肌効果がありますので、余り野菜とトマトでスープにして、仕上げに卵と胡麻油と煎り胡麻でスープにして見ては⁉️



  【 食材 】

*豚の切り落とし:500gくらい
*玉ねぎ:大1ヶ

  【 調味料 】

*料理酒:125cc
*濃口醤油:75cc
*顆粒かつおだし:3〜5g
*コンソメ(ブイヨン):3〜5g
*砂糖:5〜8g
*片栗粉:3g
*おろし生姜:お好みの量

一手間増えますが、「おろし生姜」に「みじん切りの生姜」ををプラスすると、美味しさがグレードアップします。

もし生姜が残る様でしたら、料理酒を少し混ぜて冷凍も出来ますし、2日位なら小袋等に入れて冷蔵庫保管も可能です。



茹でた豚肉なら油は不必要ですが、生肉なら油は必要になります。






豚の生姜焼き」は、煮込んで味を染み込ませて作る料理ではなく、肉に味を絡ませて作る料理です。ですので、焼き目を確り付けてタレを絡ませやすくします。


そうそう、茹でた肉なら放ったらかしでも良いのですが。。。
生肉なら、フライパンにくっつかない様に、焦げすぎない様に注意しながら混ぜたりしなければなりません。







尚、「もやし」や「ニラ」を加えても良いかと思います。


このレシピなら、麺つゆを使わなくても、美味しい「豚の生姜焼き」が作れると思います❣️