こんにちは！

今日は、よくあるお悩み相談について、お届けします

余白が…ない！！

「志望校のHPから過去問を印刷してみたけど…」

「計算できる余白が少なすぎない！？」

「今から対策しておかなきゃ～」

6月にたくさん模試が控えているし、本番さながらの雰囲気で練習してみようかなと思って志望校のHPから過去問を印刷してみてビックリ

余白…少なくない！？

みんなどこに計算を書くんだろう…

複雑な計算でも、もしや暗算

この少ない余白でも何とかできるように、今のうちから慣れておくべき

でも、ちゃんと書かないと、どこでミスしたかわからない

どうすればいいのでしょうか

🌸時期を分けて練習を🌸

問題用紙の余白がどれだけあるかは、学校や年度によって差があるのですが、

「えっこれだけしか余白がないの…」

と受検生が不憫に思えるほどカツカツのときもたしかにあります…

これは、過去問集（銀本など）ではイメージしづらいので、実際の志望校の過去問を見て確認しておきましょう

学校説明会で配布していたり、学校や教育委員会のHPからダウンロードできたりする学校が多いですよ

使えるのは問題用紙のみ

余白が少ないとはいえ、解答用紙に書くことはできません

となると、問題用紙を最大限に活用する必要があります

問題の余白部分
問題用紙の表紙・裏表紙
問題用紙の表紙の裏（「問題は次のページからです」と書かれたページ）

は、計算スペースとして活用できます

（それでも足りない！と思うほどのときもありますけどね…）

時期を分けて練習を

「問題用紙内だけで何とかしてメモをする練習しなきゃ」

という考えももちろん大事ですし、実際必要なのですが、いきなりは難しいです

なにより、ちょっとした計算ミスや、繰り返すミスの癖が見えないまま時間が過ぎていくことほど怖いものはないです

そこで、時期を分けて練習することをおススメします

夏休み明けまで: 十分な余白で練習

夏休み明けまでは、「十分な余白にしっかり書き出す」ことを意識しましょう

この時期は計算ミスを防ぎ、正確に解くことを重視します

どこで間違えたのか、あとから確認するためにも、自由に使えるメモを用意してあげましょう

たとえば、計算用にルーズリーフを別で用意しておくと、保護者添削のときにどこで間違えたのかが追跡しやすいです

添削する保護者さんにとって時短になりますし、今後の対策も取りやすいですよ

秋以降: 限られた余白で練習

秋以降は、過去問演習が本格化してきます。

この頃から、「与えられた余白だけでがんばる」練習を始めましょう

余白の少ない環境に慣れるためのトレーニングと考えてくださいね

暗算ではなく道筋を推測

ここで気を付けてほしいのが、

「限られた余白で練習＝暗算して、書く作業を減らす」ではない

ということです

手当たり次第に試せば解ける問題であっても、時間も余白も限られていますから、

「これを求めるには、ここを使うと楽そうだな」

というように、ある程度答えの候補を絞ってから検証していく練習です

いきなり手あたり次第書くのではなく、

「おそらくこういう解き方だろうな」

という道筋を推測してから、余白にメモを書き始めるようにしましょう

これはたくさん適性型の算数問題に触れていくことでしか身につかないので、今のうちからできると思わず、徐々に身に着けていきましょう

今は十分な余白で間違えた

ところやミスの把握を

実際の過去問を見ると、

「本当にこれが解けるようになるんだろうか…」

と、いろんな面から不安になるかと思います

かといって、一足飛びにできるようにはなりません。

今は土台をしっかり固める時期

焦る気持ちをぐっとこらえて、今できることを積み重ねていきましょう

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【適性検査対策】＊本番の問題用紙、計算できる余白がない！！＊