こんにちは！

今日は、よくあるお悩み相談について、お届けします

作文対策が手探り…

「作文、ありきたりなこと書いてるけど…これで合ってる？」
「なんかズレてる気もするけど…」
「何を言ってあげればいいのかわからない」

「作文は慣れだし、たくさん書かせないとうまくならないよね」

とは思うものの、自分本位の作文になっているような気がしてならない

案の定、模試でもあまり点数がついてないし、でもどう言ってあげればいいのかもわからない…

本当に書き続ければうまくなるの

このままなんとなくの手探りで進めて大丈夫

どうすればいいのでしょうか

🌸土台作り＋ゴールの見極め🌸

なるほど…

悩むところですよね

作文対策を始めたばかりの今の時期は、内容が浅くなるのは仕方のないことなので、気にしなくて大丈夫です

が…

残念ながら、なんとなく書き続けていればそのうちレベルが上がっていく…というものではないんです

公立中高一貫校適性検査の作文は、

「その子がこの学校に適性があるか？」

を見るためのもの

つまり、自分の意見を自由に書けばいいのではなく、

聞きたいこと＝書くべき方向性は決まっているんです

今回は、そのために必要な力についてお伝えしますね

土台は読解力＆説明力

公立中高一貫校適性検査の作文で求められる力は、まず２つ

文章を正しく理解する読解力
自分の考えを他者に伝える説明力

です

公立中高一貫校適性検査の過去問を見てみてください

普通の小学生はまず読まないような文章が出題されています

その文章を読んで、小学生の自分だからこその考えを相手に伝わるように書かなければならない…

読解力・説明力ともに、高いレベルを要求されていることがわかるはずです

「作文、何から手を付けたらいいの？」

という場合は、まずは読解力・説明力という土台をしっかり鍛えていきましょう

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作文のゴールを推理する

読解力・説明力を鍛える習慣がついてくると、

「読めて説明できればいいのはわかるけど…何を？？」

という疑問が出てきますよね

ただやみくもに、

「とりあえず自分の考えを書けばいいんだよね」

というものではないからです

公立中高一貫校適性検査の作文では、

「自分にはこんな力があるよ」

「この学校が求めている適性があるよ」

ということを相手に伝わるようにアピールする必要があります

そのためには、

「今回の作文は何を求めているのかな？」

と、作文のゴールを推理しながら、出題された文章を正しく読むことができていれば、

「今回は〇〇についての自分の意見を求められているんだな」

ということがわかってきます

示すべき３つの力

作文のゴール＝志望校が知りたいその子の力

は、以下の３つに当てはまることが多いです

協調性：多様性を尊重し、他者と協力して目標を達成する力
向上心：困難に直面しても、自己を高めるための努力を続ける力
試行錯誤力：自分自身で試し、調べることで、知識を深めていく力

「これらのうち、今回の問題文が求めている力はどれ？」

「また、それが反映された作文になっている？」

という視点を持ちながら、作文を書くように意識していきましょう

読解力＆説明力を鍛えつつ、

作文のゴールを意識しよう

とはいえ、必死に書いているときほど、前のめりになってゴールが見えなくなりがち

そして本人は気づかないもの

大人でも難しいことを、小学生がやろうとしているのですから、すぐにできなくて当然です

少し引いた立場にいる保護者さんがアドバイスしつつ、受検生自身が徐々にこの視点を身に着けられるようにしていきましょう

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