こんにちは！

今日は、よくあるお悩み相談について、お届けします

塾、どうしよう

「公立中高一貫校、専門の対策が必要だよね…」
「情報が多い大手塾だと安心？」
「個別のほうが丁寧にみてくれるかな…」

私立中受験とはまた違った難しさのある公立中高一貫校受検

情報がなくて、対策が不安だから塾を検討しているけど…

個別でじっくりやるほうがいい

もしくは、親子だけでも対策できる方法があるかな…

どうすればいいのでしょうか

🌸第三者の存在は不可欠だけど…🌸

新年度に切り替わるタイミングですし、塾の説明会が多い時期ですね

最近は塾なしで受検に挑戦するご家庭も多いですが、親子だけの受検はどうしても苦しくなりがちです

（発達段階的に難しい時期でもあり、親の言うことは聞かなくなってくる、ということも…）

そこで、塾に限らず、第三者を間に挟むことをおススメしています

塾選び・第三者選びについて、見るべきポイントを5つご紹介しますね

見るべきポイント

①指導形態

集団指導or個別指導
対面orオンライン

「誰かと一緒に切磋琢磨できる環境のほうがいい」

「自分のペースでじっくり取り組みたい」

「家では集中できない」

「通塾時間がもったいない」

お子さんのタイプや、保護者さんが対応できる範囲などを考慮して、ご家庭にあった形態を選びましょう

カスタムしているご家庭もたくさんいらっしゃるので、「これじゃなきゃ！」ということはないですよ

②指導方針

こまめに声かけがある
基本的に見守りのスタンス

など、塾によっても指導方針は様々です

公立中高一貫校は自立していて自走できる子が向いていると言われますが、そうはいっても、今の時期からいきなり自分でできる子はかなりまれです

（もしいたら会ってみたいレベル）

「どの程度の枠があれば自分でできるのか」は、個人差がかなり大きく、合う合わないがあります。

早々に自分で進めるようになる子もいれば、中学校入学後も声けが必要な子も当然います。

長い目で見て、今のお子さんに向いているかどうか、考えてみてくださいね

③使用教材・情報量

使用教材が志望校候補に合ったものか
オーバーワークになっていないか
志望校についての情報・対策が得られるか

たとえば、通信教育の教材は一般の公立中高一貫校対策用に作られているので、取り掛かりにはよいです

が、志望校の対策に適しているかどうかは、過去問と照らし合わせてみないとわかりません

また、志望校対策にはオーバーワークになってしまっていることもあります

塾に相談して対応してもらえる場合もあれば、カリキュラム上難しい場合は、ご家庭での取捨選択も必要になってきます

使用教材だけでなく、塾の説明会や面談などでも、志望校について必要な情報・対策が得られるところであるかどうか、よく見極めてくださいね

④拘束時間

塾によって拘束される時間の長さや時間帯、曜日が変わります

授業時間以外に、通う時間がどれくらいかかるかもありますよね

「この曜日は習い事を続けたい」

「あまり遅くなると困る」

などなど、時間的な面でも、お子さんと保護者さんにとって無理がないか、確認しておきましょう

フルで受講するのが難しいけれど、気になった塾がある場合は、

「特定の教科のみスポット利用できるかどうか」

など、どこまで対応してくれるか問い合わせてみるといいですよ

⑤お子さんとの相性

先ほどの4つの点ももちろんお子さんのタイプと照らし合わせて考える必要があるのですが、それ以外の面でのお子さんとの相性も考えてみてください

大人よりも子どものほうが直感的に生きていますから、どれだけ評判の良いベテラン講師であっても、我が子には合わないこともあります

逆に、若い大学生の講師で、親から見ると頼りないなと思っても、年が近く熱意をもって接してくれるのが良い、という子もいます

第三者に丸投げは危険！

最後に、これだけは忘れてほしくないことがあります

それは…

「塾に入れたらあとは全部おまかせでラクチン」

「あとはよろしく！」

は極めて危険、ということ

受検生・保護者・塾（講師）などの第三者みんなが力を合わせて進んでいくのが受検です
決して楽な道ではないからこそ、お互いの協力が不可欠なのです

これは、中学受験全般に言えることでもあります

また、「一度決めたら絶対にやり続けなければいけない」ということもありませんし、進めていくうちに状況はどんどん変わっていきます

その都度方向修正していくことは、決して「逃げ」ではなく、むしろ自然なことかと思います

丸投げせず、かといって「これじゃなきゃ！」と思い込みすぎず、やわらかく考えていきたいですね

まずは保護者さんが納得できるところの中から、お子さんの
タイプを照らし合わせる

これから始まる受検生活、いろんなことが起こります
みなさんにとって、「いっしょにがんばろう！」と思えるところが見つかりますように

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