以前のブログ非等価の影響にコメントで質問いただいたんで返信をば。



質問の内容は「たとえば機械割98%で年間回したとしても下ぶれするんだけど、低設定だと下ぶれしやすいもんなの?」
って事でしょか。



自分の答え的には「高設定も低設定も思ったよりぶれる」です。



機械割とか期待収支ってのはあくまで平均値、目安であって結局のところはギャンブルなので、同じ機械割のものを1年間打ち続けても、ヒキで収支に個人差は出ます。


ただ、ヒキってコントロールできないから機械割という名の平均値で見とこう、ってな感じかと。



んでは、ヒキでどれくらい収支に影響出るか。
これはある程度計算可能す。
長ったらしい話なんで、めんどきゃ「ここから」ってとこを見てください。

ここから、ってとこまでは見る必要ないっちゃない!!


これの真ん中が機械割。んで、そっからどれくらいぶれるかを表してます。

68.26%てのは、同じものを打った時に68.26%の人間がそこに入れる、95.44%とか99.74%てのも同じ感じです。



この図にたとえばマイジャグの設定1を10万回打った時のBIG回数を入れてみると、平均は348回なんだけど
68.26%の範囲内
BIG328-368回
95%の範囲内
BIG310-385回
くらいはブレるみたいです。



どゆことかというと、仮にマイジャグの1を10万回打っても、ヒキ弱15%の人は期待値より6000枚以上下ぶれする、超ヒキ弱2.5%のひとは1万枚以上損するって事す。


逆にヒキ強15%の人は6000枚以上得するんすけどね。

マイジャグの1だと10万回で1万枚くらい負けるんで、ヒキ強2.5%の人は1を10万回打ってもちょいプラくらいにはなるって事ですね。


ここから

要するに、安定感がありそうなマイジャグでも10万回で期待値から±6000枚くらいは現実的にブレるって計算になります。


設定が上がってもこのぶれ方は変わんないんすけど、たとえば6を10万回だと期待値が+3万枚くらいなんで6000枚下ぶれでも許せる、1だと期待値で1万枚くらい負けるんでそこから6000枚くらい下ブレるとすんごい印象に残る、みたいな感じかと思います。




ちなみに、これはBIG確率だけで考えてるんで、実際にはBIG引けないけどバケでもうちょい負けが少なくなったパターンとかもあると思いますが、目安としてはこんなもんかなと。


ART機だと計算できないんすけど、個人的な感覚だと荒い機種で15万回あたり15000枚くらいはブレると思います。

去年、自分の月収支が±15000枚くらい荒れてたのでw

年間だとどうすかね。金額にして100万円くらいはブレるのかな?



なんにせよ、期待値だけでなく下ぶれリスクも考慮すると目標が立てやすいかもですね。

仮に年間の収支目標を負けは絶対イヤだ!に設定するなら、年間通して102-3%くらいで回せてれば大丈夫だと思いますm(_ _)m