只今ママは、花を一生のパートナーにを胸に、
独立開業を目指して実技実践のプロコース
引き続き、NFDのお勉強『フラワーデザインの色彩学』について
フラワーデザインでは、作品の出来栄えを左右する要素に、
色の取り合わせ、つまり配色(色と色の組み合わせ)があります
配色とは、色と色の取り合わせが美しく、
ハーモニーを醸し出すような配置をさします
形や構成がよくても、色彩や配色センスがないと、
洗練された感じが失われてしまいますね
色はそれぞれ固有のイメージをもっています
フラワーデザインでは作品のイメージと、
さまざまな実際の花や葉を、どのように組み合わせ、
調和させるかという配色に力点が置かれます
これを色彩調和(カラーハーモニー)と呼んでいます
【マンセルの表色系】
色には無彩色(白、黒、グレー等)と有彩色があります
有彩色は次の様に表せます
色相・・・・・色合い、色味を表す
明度・・・・・色の明るさの度合い
彩度・・・・・色の鮮やかさを表す度合い
【マンセルの色相環】
マンセルの10色相は、真上の「赤」を出発点とし、
時計回りに「赤」、「黄」、「緑」、「青」、「紫」が基本の5色となります
色環で反対側にあたる2色の組み合わせを『補色』といいます
例えば、赤の花に対して、葉の青緑は『補色』になり、
『補色』は、コンプリメンターといいます
これは[対比調和]になり、コントラストの強い派手な配色になります
色相間が40度位離れた2色を基本とする配色は[類似調和]といいます
近似色相の配色と呼ばれ、色彩調和の最も基本的な配色です
[同一調和]というのは、「赤」と「赤」のような、
ある色相のみの濃淡の複数の組み合わせをいいます
この3つが、色彩調和のための[3大調和]です
また、12色相環の場合、「赤」、「黄」、「青」を三原色
「橙」、「緑」、「紫」を二次色といいますよぉ
まだまだ続く、NFDのお勉強
どうぞ、お付き合いくださいませねぇ