Houttuynia cordata Thunb.
ドクダミ
ドクダミ科
蕺
蕺菜
魚腥草
側耳根
十薬
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(新訂原色牧野和漢薬草大圖鑑より)
ドクダミ
Houttuynia cordata Thunb.
【薬用部分】
花期の地上部(十薬 重薬)。
地上部の全草を刈りとり
水洗いをし、日干しにして乾燥させる。
【薬効と藥理】
ドクダミの水浸液は高血圧予防に
役だち、
また煎液には利尿作用がある。
白癬菌やブドウ球菌などにも
有効で、抗菌力や制菌力があるとされている。
解熱、解毒、消炎薬として
用いられる。
【使用法】
一日量全草10〜15g を
水800〜900mlで煎じ、3回に分けて服用する。
毛細血管を丈夫にする作用があるため、便通をよくしたり、動脈硬化の予防、急性腎炎などにも效果がある。
生のまま用いる場合には茎葉をすりつぶして患部につける。
おできやただれ、
蓄膿症、
痔などに広く応用することができる。
冬季には地下茎を利用できる。