飛行機のチケットを取って、
海沿いの街へ出張に行ってきました。
約２ヶ月前にお電話をいただき、
大体のご要望をヒアリングさせていただき、
型を取らせていただくと同時に、
フルオーダーが出来上がるまでのあいだ、
簡易的な貼るカツラで過ごしていただきます。
なんと、
今回のお客様は
当日、お伺いするまで知らなかったのですが、
全盲の気功師のお客様でした。
衝撃を受けました。
目が見えていなくても、
ダンディーにお客様をお迎えしたいのだそうです。
「俺は死ぬまでダンディーでいたいと思っているんだ！」
と仰られていました。
とても失礼かと存じますが、
私は全盲のことをお聞きしたとき、
「えぇー？とビックリするのと同時に、
こう思ってしまいました・・・。
70歳近くになったって、
目が見えなくたって、
髪を増やしたいと思うんだ・・・。
この時点で、
私は、
知らないうちに、
目の見えない人に対して、
差別感情を持っていたことになります・・・。
猛省しました。
” ひとりの人間 ”なのです。
実は、
写真のお隣にいる息子さんは、
同医院で、鍼（はり）師を営み、
医院の若（わか）と地域の人に
愛されている方だったのです。
今年の初めころ、
当店へご来店いただき、
貼るカツラにしたことを、
お父様に伝えたことろ、
ご自身も試してみたい
と思われたとのことです。
医院にくるお客様も、
若がカッコよくなった！
と評判がよく、
お父様も試してみたいと
思われたようです。
本当に有難いことに、
ひと通り装着が終わったところで、
ご飯を食べて行きなさいと
御呼ばれいただき、
この地域で１番美味しい
焼肉屋さんから
わざわざ生肉を買ってきておいてくれ、
焼肉パーティーに！
自宅に専用サーバーをお持ち（うらましい）とのことで、
ビール大ジョッキ５杯ほどいただきました！
気がついたら
宴が始まっていました！
お父様「おいカツラーマン君、私と同じ３杯目だが、
残りの３割のビールを飲み干さないとな」
私「え？！なんでわかるんですか！！」
ともうビックリです。
実は見えているんじゃないですか？
と疑ってしまいました！
「息子は、あなたと出会ってから、本当に明るくなったんだ」
「ありがとう」
と言っていただき、
本当にうれしかったです。
やっていて良かったです！
事前にヒアリングした時点では、サイドの髪も白かったので、
ダンディーといえば、オールバックが代名詞なので、
白髪メインの貼るカツラをお勧めしたのですが、
少し前に黒めに染めてしまったらしく、
許容範囲ではありますが、
若干の色差が生じてしまいました。
生まれて初めて貼るカツラにトライする方は、
こう言ったことが起きることを想定して、
最初は簡易的な1枚のみをお作りさせて
いただき、残りの2枚をフルオーダーで
おつくりさせていただくようにしています。
翌朝、歩いて５分のところに海があったので、
自撮り（笑）
タイマーにしての、自撮り（笑）
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このブログは美容師であるカツラーマンが、副業で開発した貼るタイプのカツラを宣伝している個人ブログです。
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