数年来の知人がいた。
しかし、縁が切れてからもう5年ほど。
彼女は学生時代から、どこか少し無頓着なところがあり、 特にひどかったのは、学校には必ず遅刻してくること。 メールの返事が来ない、連絡がつかない……そんなことは日常茶飯事。
コロナ前までは、周りも「まあ、彼女だから仕方ないよね」と許していました。
でも、コロナが終わってから、人間関係に対する意識が大きく変わった。
皆が連絡を取り合い、改めて“つながり”について考えるようになったのです。
私も彼女に連絡を取り続けていたが、返事はありませんでした。
はがきを書いても、ラインしてもメールも無視。
そんな中、私の家族に深刻な病気の者が出ました。
彼女に話したところで返事は来ないだろうと思い、黙っていました。
ところが年末、突然彼女からメールが来た。 私は返事をしませんでした。
これまでずっと無視されてきたのに、急に返す必要はないと思ったから。
メールの冒頭には、 「LINEしたけど届かないみたいだからメールにしました。届くかな?」 と書かれていました。 彼女は、自分がどれだけ人を無視してきたか、まったく分かっていないよう。
さらに、 「今、入院しています。でも重病じゃないから心配しないでね」 と続いていました。 私は精いっぱいの気持ちで「お大事に」とだけ返した。
その後、彼女からの連絡はありません。不満だったのでしょう。
彼女が退院したであろう時期に、私はメールを書きました。
「今、私たちは皆、親の介護や子育てで忙しい。 あなたは昔から“忙しい”と言っていたけれど、もうあなただけが特別に忙しいわけじゃない。 もう少し周りの気持ちを考えるべきじゃないだろうか。 そんな態度では、この先誰とも会えなくなると思うよ」 と、厳しい内容でした。
私も言いすぎたのかもしれません。
それ以来、彼女からの連絡はありません。
人の縁というのは、本当にあっけなく壊れてしまうものだと感じている。