春雨ごとに春の陽気が、心地良い時節となりましたが、意外と風邪など罹りやすいとかでもありますので、一頻りご注意を…。


 さて春からは、試合大会などが目白押し。

それぞれを目指し、日々新たにしている人達も、少なくありません。


 試合や大会に出ることは、一つの目標となります。

はじめは、挑戦する気持ちのほうが、強くあります。自分の実力が、どれほどのものか、道場では知り得ないことを体験するために…。


そして、誰しもが出来ることなら勝ちたいと願い日々努力をする。


現在の試合、特に少年部や壮年部等の試合に関していえば、以前ほど簡単には勝たせてくれなくなったと言えましょう。

 頻繁に大会が、開催されるようになり、その中で経験値を多く積む選手が、大勢出るようになってからは、大会試合ごとに、その戦い方などが研鑽され、たとえ、小さな大会や初級の試合でも、一頃の上位レベルになってきた感があります。 


ですから、試合に臨む道場生達は、其れ相当の覚悟と稽古を積まなければならなくなりました。


昔の試合が、簡単だったわけではありません。

総じて、情報が行き交い、機会が増えた現在、それを行う総人口も増加し結果、強い選手が、どこからでも育成される時代になっただけとも言えましょう。


ですので、試合に出ようと考えるだけでも大したモノだと思いますが、出るからには、それなりな心積りと最低限の基礎体力が、必須となります。



幼いうちや子供達の時代に、このような機会を体験することは、とても良いことだとは思います。

そして、それを支えて頂くご家族の御協力無しには、なし得ないことを子供達は、知らなければなりません。


何に挑むにせよです。


一人で成し得ることなど、何処にもありません。


人と関わっている以上、自身が挑むその後押しには、様々な力添えがある。

そのことをよく理解し、それに出来る限り添えるよう日々努めることが、肝要。


まずは、何事も全力で行うこと。


それでも結果が、ついてこないことも多い。

その時、どう思い、どうするかです。


ただ惰性に流されてやっていて大成は、ありえない。


失敗し、負けてはじめてわかる自分の弱さ。

そして、努力の方向性。

 

どんなことでも同じです。

長くやったから結果が出るのではありません。

適切な方法をもって、どれだけ日々真摯に取り組めるか否か?


日々、考えながら何事も行うことを致しましょう!