どの状態でも免疫は「がん」をやっつけている

 

①睡眠を大切に、②体を適度に動かし、
③バランスよく食べて、④体を温め、
⑤平穏に楽しく過ごす。

最近は仕事に集中することも多くなり、
①が少々疎かになり、反省。

病前には絶対に戻らないように気をつけます。

 

GW前半久しぶりに癌の勉強の為、本を読みました。

 

新たな気づきは、

・抗癌剤はがん細胞(正常細胞も)の増殖を止めて、

 がんの退縮は、免疫ががん細胞をやっつけている。

・がん細胞は正常細胞に隠れていて、

 (正常細胞のエラーした細胞でとても似ている)

 免疫が発見しにくい、
 その間に隠れながら増殖して塊となる。

・がん細胞は温められると表面にがんの特徴が現れ、

 免疫に見つかりやすくなり、攻撃をされる。
 ⇒温熱療法。

・樹状細胞は体の中の異物(病原)を処理しながら
 特徴と弱点を学び、免疫細胞に特徴と弱点を教え、
 攻撃指令を出している。

 

免疫力=人間の本能、
自分の意志でコントロールはできませんが、

抗癌剤治療、放射線治療・外科手術、緩和治療、
どの状態においても、また、がん以外の病気でも、

生きている=免疫力が毎日戦っている。

 

何かひとつの事でがんが治るという事はなく、

色々な事が重なり合って、少しずつ積み重なって、

そして命も積み重なっていく。

規則正しい生活が免疫力を上げて、
がんを少しでも封じ込めるのだと思います。

 

また免疫治療の標準化を目指す方がいる一方、

本当に必要としている全ての人に届かない現実。

・あまりにも高額な治療(サプリメント)

・高い奏効率(標準治療よりも)をPRする治療

・即効性を拡大誇張する治療

間違いなく希望を与える治療方法の一つなので、
正しい方向へ向かって欲しいと思います。

 

がんという病気、何故?という観点、向き合い方、

改めて理解が深まった一冊でした。



2024.4.29 がんを告知されたら読む本を読み終えて