愛知県美術館へ「プーシキン美術館展」を観に行ってきました。
結構たくさんの人が来ていて、チケットを購入するのに長い行列が
できていました。
モネやルノワール、マティスやミレーなど私が好きな画家の作品が
多数展示されているようなので、とっても楽しみにしていました。
ジャン=バティスト・サンテールの「蝋燭の前の少女」という作品は、
蝋燭1本の薄暗い明かりの中で手紙を読んでいる女性の顔の
表情がとっても美しく見えました。
しばらく見入ってしまいました。
ジャン=フランソワ・ミレーの「薪を集める女たち」という作品は、
木を運ぶ女性の姿が描かれているのですが、当時の働く女性の様子が
描かれていて、山の中で働く大変さがよく伝わってきました。
ピエール=オーギュスト・ルノワールの「セーヌの水浴(ラ・グルヌイエール)
という作品は、セーヌ川の川岸で楽しく話をする人々やボートに乗っている人、
川に入っている人たちがいたり、なんともにぎやかな様子がよく描かれていて
見ている自分の気持ちも楽しくなってきます。
セーヌ川って人が泳げるのですね。
ルノワールの「ジャンヌ・サマリーの肖像」は、絵の背景がピンク色で
何とも全体的にほんわかした感じでとっても気に入りました。
今回一番楽しみにしていた絵なのです。
この絵に描かれている女性は女優さんなのだそうですが、目の表情が
とってもかわいいのです。
この目の表情も相まって全体的にほんわかした感じがします。
とっても癒される絵です。
この絵は、ルノワール印象派時代最高肖像画とのことですが、
本当に素晴らしい作品だと思いました。
