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注:自分なりの本の感想です。



「相棒はドM刑事 女刑事・海月の受難」 神埜 明美:著


 神奈川県警の刑事・菱川海月。署内での女の子扱いされ捜査の蚊帳の外に置かれることに不満を抱いていた所、頭脳明晰なイケメンな部下の教育係としてコンビを組むことになる。初めは少しおかしいな程度の違和感が確信に変わったとき、部下から衝撃的な一言を聞くことに。”乗ってください、先輩!””殴ってくれるんですか?”とんでもないドMに好かれてしまった女刑事の話。巻中、中編3話で構成されている。

 帯も衝撃的だが、今回はタイトルも衝撃的だった。すごいタイトルだが、キャラクターが濃いほうが、面白いだろうと購入した。かなりサクサクと読めておもしろい。海月は気の強い美人刑事だが、それを女王様のように見える瞬間を作ってしまうドMな新人刑事がかなりの策士。ドMのはずが、なんだかドSに見えてくるのだから。頭脳明晰であり、事件の謎を解くのはこのドM刑事。しかし、解決方法もなかなか奇抜。思いもよらない切り口で事件を解決している。まさにコメディミステリー。シリーズ化すれば、ドラマにしやすそうな作品かな。




「マザコン刑事の事件簿」 赤川 次郎:著


 イケメンなのにとっても残念なマザコン刑事の大谷努と、鋼の心と事件を解決に導く推理力を持った美人刑事な香月弓江、独占欲・嫉妬心むき出しの子離れできない大谷の母親・大谷のママ。大谷と弓江は恋人同士。いつもママという邪魔がはいり、いつまでたってもキスどまり。しかし、ママの発言が事件解決の糸口となったり・・・?。ユーモアミステリーな一作。巻中7作品の短編ミステリー。

 ミステリー会の巨匠、赤川次郎氏のシリーズが新装版として登場。自身がミステリーにはまったきっかけはこの著者のおかげといっても過言ではない。さくさくと読めるだけではなく、飽きさせない展開やキャラクターがついつい続きを読みたいと思わせる。このマザコンシリーズは大谷ママにちくちくとイヤミを言われているがそれを大人の対応で割と軽くあしらっている弓江がなんだかんだで事件を解決に導いている。大谷も自身がマザコンであることを自覚しつつも恋人とイチャイチャしたいといつも弓江に迫っているものの、いつもママに邪魔されてしまっているのもお約束の展開。しかし、なんだかんだ、ひどいことはいっていても、大谷よりもママの方が弓江を救う場面もあったりと、キャラクターの関係性も注目のひとつ。ストリー自体は新装版となっえいるだけで、時代を感じる内容のものもあったりするが、時代を超えてすんありとストーリに入っていけるのもこの著者の作品の特徴といえよう。せっかくの新装版なので、揃えてみようかと思う今日この頃。