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亀山幼稚園
市の民営化案に反対意見続々

 薩摩川内市のアウトソーシング(外部委託)に関するパブリックコメント(意見募集)の結果が市のホームページで公開されています。その多くが亀山幼稚園に関するもので、圧倒的に市の方針の見直しを求めるものが多数です。

 市のアウトソーシング案に対するパブリックコメントには、73人から241件の意見が寄せられました。そのうち直接提出のものが66件、ファクスで寄せられたものが3件、電子メールで寄せられたものが4件でした。

 意見内容別に見ると、定員適正化に関するものが7件、アウトソーシング(外部委託)に関するものが1件、和光園(養護老人ホーム)に関するものが1件、亀山幼稚園に関するものが229件、パブリックコメントに関することが3件となっており、亀山幼稚園に関する意見が最も多いのが特徴です。

 亀山幼稚園に関する意見では「民営化の推進」意見が3件に対して、「民営化への不安・反対」は192件と圧倒的な意見が反対です。 亀山幼稚園の民営化を推進する立場からの意見は、「この案について,本当にこれで,薩摩川内市の合理化経費の節約につながるのか疑問である。施設を存続し,職員の居場所を確保するということを大前提に案が作られ,目先のことだけを考えて作られているようにしか思えない。なぜなら亀山幼稚園のみ民営化で他は直営のままだからである。」「 アウトソーシングより民間委託より廃園にし,その経費を幼児に公平に使ってもらったほうが得策。すなわち格差是正の方が近道。現在ある公立幼稚園の整理統合もできない話ではない。」「公立幼稚園を民営化してもよいと思う。民間になれば保育時間が延長され,保護者も助かる。」というものです。

 一方で、民営化に反対する意見は「保護者にとってメリットがない。賛成することはできない。」「 行政は子供たちを守ってあげるのが,当たり前なのに,子供たちを切り捨てるようなことはしないでほしい。」「亀山幼稚園の方針が一番大切なことだと思って通園させている。今のままの園の存続を強く希望する。」「市は本庁舎増築のためにお金は出せても,幼稚園にはお金はかけられないのか。」など怒りにも似た意見です。

 また「園の民営化方針の計画案が決定された時点で,ホームページへの掲載が先で,保護者や,地区の方への説明が後だったことが納得できない。」「新聞もインターネットもない。今回,誰も気づかず隠し通されていたとらと思うと腹が立つ。」などパブリックコメント制度のあり方に対する批判も寄せられました。その他にも「税金もしっかりちゃんとすべて支払っている。どこまで私たちを苦しめるのか。」「以前,住んでいたところは,公立幼稚園が4 園もあり,どこに入園してもよかった。幼稚園はそれでいいのではないかと思う。」「もっと子供を育てやすい環境にしてほしい。未来ある子供たちのために市はもっと力を入れるべきではないか。」「収入が支出の1/6 。仮に民営化されたら,その6 倍の差を月謝以外の何で補填するのか。市での負担対策は検討されているのか。」「子供たちにとって民営化は何のメリットもないのではないか。」などです。

 パブリックコメント制度で寄せられた意見は、薩摩川内市のホームページの左側「行政情報・資料」の「パブリックコメント」をクリックして「意見一覧表」を見ることが出来ます。

日本共産党
  井上市議のコメント

 市のアウトソーシング案(外部委託化の方針案)で、亀山幼稚園の民営化に対して市民がこれだけはっきりと反対を表明しているのだから、市は方針を見直すべきです。
 また、民間譲渡する方針の施設としては、亀山幼稚園のほかに、川内保育園、里保育園、甑島敬老園(特養ホーム・老人ホーム)、鹿島園(特養ホーム)、入来勤労者技術研修館、上之湯温泉・下之湯温泉(樋脇地区)、アゼロ湯・柴垣湯(入来地区)、大村温泉・黒木温泉・さざらし会館・下之湯(祁答院)、すのさき荘(上甑町中甑)などがあります。
 これらの施設が民営化されることに不安をもつ市民は多いと考えられます。パブリックコメント制度のありかたをインターネット中心の方法ではなく、だれでも意見を表明できるように改善して、市民の声にじっくりと耳を傾けるべきです。