樋脇町市比野には、上等湯という温泉の公衆浴場がありました。
その公衆浴場が昨年の10月閉鎖されました。便利がよくて気軽に入れるいい公衆浴場でした。
浴場に来る人は阿久根や出水市や串木野市などの遠方からの客がたくさんきていました。なぜ閉鎖されたのか、利用客は怒っています。
閉鎖された理由(わけ)
市比野にはもともと上之湯と下之湯公衆浴場がありました。
前の町長は、近くに保健福祉センターをつくることを決めました。議会の多くは町長の提案に賛成しました。
保健福祉センターには温泉公衆浴場をつくることにしました。
しかし、県公衆浴場条例には、400メートル以内に他の公衆浴場があってはいけないことにあっています。あまりに近くにつくると他の公衆浴場の営業を邪魔することになるからだということらしい。
さて保健福祉センターの建設予定地から400メートル以内には2つの公衆浴場がありました。ひとつは現在閉鎖された上之湯、ひとつは民間の昭和湯です。
困った町長は、保険所に対して、上之湯を閉鎖し、保健福祉センターの公衆浴場を上之湯とするから目をつぶってくれと頼んだのです。つまり移転するということにしたのです。
この時点で、旧上之湯(のちに上等湯と名称を変更)の閉鎖は決まっていたのですが、町長は住民や議会には黙っていました。そのことがばれると保健福祉センターの建設に影響が出ると考えたからではないでしょうか。
結局、旧上之湯(上等湯)は閉鎖されました。閉鎖の理由に住民は納得していません。343年の歴史をもつ旧上之湯は市比野温泉の発祥の場所と言えます。当局の都合で一方的に閉鎖した町に対して住民は怒りに燃えています。今、復活を求める署名運動がはじまっています。
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