叔母帰宅 | katuのうつから抜け出したい足掻き

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うつ病からの回復期だと思ってる中年オヤジのぼやきや日常

叔母が我が家に居候して1ヵ月半

今日 帰宅しました

 

叔母の居候の経過は こちら

他 テーマ「親族」に綴っています

 

叔父は市内のグループホーム入所が決まり

火曜日から入所しています

 

従弟が昨日我が家を訪れて

叔父の近況も聞いてみました

 

「頼むから帰してくれ!」

と何度も頼んでくるそうです

 

叔父は「要介護1」ですが

自分の置かれている状況を把握しているそう

 

グループホームに入所している他の利用者の

要介護度が高く

「俺の居場所じゃない」と感じているようだ

 

しかし 入所された施設を出れば

自宅で叔母と生活することになる

一緒に生活すれば 叔母の命が危ないわけで

叔父の本意ではないが 致し方ないと思う

 

要介護度が上がれば

逆に自宅に戻れる可能性も出てくるとも考えられる

 

 

 

叔母は本日息子(私の従弟)家族に連れられ

自宅に帰っていった

叔母は年越しお正月を自宅で迎えられる

 

叔父が入所して叔母は1回自宅に戻ったことがある

部屋に入ると 叔母の所有物が部屋中に巻き散らかされていたようだ

 

落ち着いた年越しになるか・・・

 

 

 

昨日は「お世話になったから」と

叔母が寿司や刺身を買ってきて

年越しのような食卓になった

家族揃って食卓を囲むことの大切さを

涙を流しながら話していた

 

 

 

私も うつ病を患ってから

急に怒りを感じることも増えてきていた

それは理性によって表に出ないだけ

理性が失われる状況になれば

私だって叔父と同じかもしれない

暴力はとことん嫌いな私ですが

まったくの別人になる可能性だってありますもんね

確かに 叔父は「超」の付くほど

おとなしい方です 私たちの前では

 

 

 

従弟はきっと 叔父の終の棲家になるかもしれない

グループホームなどの利用は渋っていたかもしれません

しかし 叔母の命を守るためには

苦渋の選択だったのではないかと感じます

 

 

 

従弟といろいろ話しました

正解か不正解かは結論は出ないと思います

施設に慣れないここ数日ですので

「帰りたい」は誰にでもある感情だと思います

従弟は叔父とちょっと距離を置いて

面会なども控えることも一つの方法だし

それにはグループホームスタッフとの意見交換も必要

受診しているドクターとも相談して服薬を調整することも必要

 

ケアマネとも市の担当者とも

すでに多くの方を巻き込んでいる

 

それを従弟一人では抱え込まず

助けを求めることは必要

 

そんなことを話しました

 

 

 

叔母が我が家に居候してきたころは

私どもの生活の中にズケズケ入ってきてしまう

叔母の行動が私は快く感じていませんでした

最近は 叔母は叔母の生活

私たちは普段と変わらない生活

それが確立していましたので

一時の私のザワザワ感はなくなりつつありました

叔母は離れ別宅でしたので

動線が重ならないことも良かったのかもしれません

 

 

 

帰宅する際 叔母は

「○○ありがとな ほんとありがとな~」

と私を抱きしめて泣いていた

 

関わったのは妻の方だし

私は何もしていない

 

礼を言われる謂れがない

 

喜んでいい瞬間かもしれないが

純粋に喜べなかった

 

 

 

叔母には平穏な年越しとお正月を迎えていただきたい