原理講論和訳研究52
「キリスト論」の「創造目的を完成した人間の価値」で、

「従って、神に内在しているある個性体の主体的な二性性相に対する刺激的な喜びを、相対的に起こすことができる実体対象は、その二性性相の実体として展開されたその一個性体しかないのである(前編第一章第三節(二))。ゆえに、創造目的を完成した人間はだれでもこの宇宙間において、唯一無二の存在である。釈迦が「天上天下唯我独尊」と言われたのは、このような原理から見て妥当である。」

とある。ここで「その一個性体しかないのである」和訳されているところは、原文では「個体」という言葉が使われている。「個性体」と「個体」は厳密には違うのであろうから、ここは原文通りの「個体」としておけばいいのではないか。