「宇宙の根本を探して」いけば、それは「生殖器」に到達する。
これが文先生の教えである。
しかし、その「生殖器」という単語が、「講論」には一つも載っていない。
それを指している単語は一つある。「陽部」という単語である。

モーセの割礼のところで出てくる。
「それでは、割礼がいかなる意味をもっているかということについて、調べてみることにしよう。人間始祖は、サタンと血縁関係を結ぶことによって、いわば、陽部を通じて死亡の血を受けたのであった。ゆえに、堕落した人間が、神の子女として復帰されるためには、その蕩減条件として、陽部の皮を切って血を流すことにより、その死亡の血を流してしまったということを示す表示的条件として、割礼を行うようになったのである。」

この「陽部」という言葉は、たぶん造語であろう。
「女性の生殖器」を「陰部」という言葉で表わして、
「男性の生殖器」を「陽部」と表現したのであろう。