江戸前鮨を愉しむ 穴子の魚竹寿し

草鞋は二足で三文の安値
酢は低廉一合三文
三文は100円位
川柳(1820年代)
すしの文献は無く、当時の様子は川柳が独壇場
『三文が酢を買って来る 能かがり』
茶碗一杯三文ぐらい。
酒屋へ買いに行き、なみなみと茶碗に入れた酢をこぼさぬよう水平に携え、静かに歩き帰ってくる。
このさまが能の歩く動作のようだ。