こんにちは~!

3連休中日!
ポッカポカのいい天気ですね~!

今日は久々に株式を麻雀や将棋等のゲーム論で語りますw

私は麻雀が大好きなのですが、
株式投資と麻雀・将棋類のゲームととても似ているところが多いと思っています。

確率的な観点では、株式は麻雀のように先が確定しない確率のゲームですし、
将棋的な観点でいうと、株式のポートフォリオを構成する各銘柄はまさしく将棋の駒そのもののようなものです。

そんな感じで自分の好きなもので株式投資を解釈している私ですが、
他にも似ているなと思っている点としては戦略の進化についてです。

将棋や麻雀はそれこそ長い歴史を持っています。

麻雀は1909年に中国の四川省で英語教師をしていた名川彦作氏が帰国した際に麻雀牌を持ち帰ったとされており、
約100年超ですね。

将棋は、1993年(平成5年)に奈良県の興福寺境内から発掘された駒が最古といわれており、
 駒と同時に【天喜6年】=1058年=と書かれた木簡(もっかん。 細長い木片)が出土しました。
 (正確には天喜6年7月26日)。
約1000年前ですか。
ただ出土した駒が1000年前とのことなので、
本当に将棋が始まったタイミングはというと、もっとはるか前ということですね。

これだけの歴史の中でこれだけ長くプレイされているんだというと、
戦略の多様性つまりゲームの奥深さだと思うのです。

ルールは変わっていませんが、ゲームの戦略は大きく変わっています。

麻雀は昔は確率よりも、それぞれの感覚流れというものが重視されていました。
勿論、基本的な牌効率とかはみんな理解して実戦していたのですが、
微差(1%、コンマ〇%の領域)は、ゲームの結果に直結しないことが多いので、、、
それよりも本人の気持ちとか、感覚が重要視されてたんですよね。

ところが最近、放送対局が普通になり、プロリーグも発足して実施されると、
誰でもプロの対局を見ることが出来て、みなプロの戦略を見れるようになりました。

その中で個々人の感覚というより、より幅広いプレイスタイルを見て研究したうえで
自分のプレイスタイルを選べることになりました。
多分、ここ数年の麻雀の平均レベルの進化はすさまじいと思います。

また、将棋は私は高校時代からやっていたのですが、
その時の戦略(戦形)からは全く変わっています。

プロは既存の対局はほぼすべて知っている(と思えるくらいめちゃくちゃ勉強しています。)
今までプレイされていなかったある戦形が流行り始めると、
皆がやり始めてそれこそ総がかりで研究されて深堀されていきます。

そこである程度研究が進んでくると、他の戦略を狙う(相手の準備していない戦略を使う)
そうやって同じゲームなのに、まったく違う試合になっていきます。


麻雀・将棋の人対人のゲームはゲーム全体でみるとこういった戦略・作戦の積み重ねなんですよね。

人に嫌がること・人が苦手なところをつくのは当たり前ですし、
ある意味相手の得意なところを熟知すれば、得意なところに特化した戦略を打つことで、
自分の勝ちパターンに持ってきたりすることもあります。

その繰り返しが、自分の成長にもなるし、
引いてはその分野全体の成長・発展になるということでしょう。

株式投資も全く同じですよね。
株式投資は麻雀や将棋が特定人数(麻雀は3,4人、将棋は2人)に対して、
不特定多数の参加者がいますが、人対人のゲームであることには限りません。

その参加者の中には、株式で生活している人、株式を仕事にしている人が含まれており、
各人が儲けるためにしのぎをけずっています。

そんな中で、一番を目指すのは無理です。

でも株式はそこそこ勝ち、少しでも浮いていれば勝ちです。

将棋や麻雀で勝つとは、明確に終わりがあって(トーナメント戦でもリーグ戦でも)
それこそ大会でコンスタントに勝てる上位1%以上にいなきゃならないのですが、
株式の場合、持ち点がある(掛け金がある)限り永遠にプレイすることが出来て、
その上全体的には上がる(合計得点が増える)ゲームなので、
圧倒的に後者の方がたやすいと思います。

なので、株式投資はお得なゲームかなぁと思う訳ですね。

そんな訳で株式投資というゲームをもっと続けていきたいなと思っています。(*^^)v