いのちの歌

 

 

竹内まりや

 

 

 

生きてゆくことの意味

問いかける  そのたびに

胸をよぎる

愛しい

人々のあたたかさ

 

この星の片隅で

めぐり会えた奇跡は

どんな宝石よりも

たいせつな宝物

 

 

泣きたい日もある

絶望に嘆く日も

そんな時  そばにいて

寄り添う  あなたの影

 

二人で歌えば

懐かしく  よみがえる

ふるさとの夕焼けの

優しい  あのぬくもり

 

 

本当に

だいじなものは

隠れて見えない

 

ささやかすぎる

日々の中に

かけがえない

喜びがある

 

 

いつかは誰でも

この星に  さよならを

する時が来るけれど 

命は継がれてゆく

 

 

生まれてきたこと

育ててもらえたこと

出会ったこと 笑ったこと

そのすべてに ありがとう

 

 

この命に ありがとう

 

 

 

 

 

 

いつか

 

どこかで

 

聴いたことのあるような

 


なつかしい


やさしい



 


 
 

 
 
 
「 いま 」
 
「 ここ 」
 
「 この瞬間 」
 
 
かけがえのない
 
「 喜び 」 がある
 
 
 
そんなことを
 
ついつい
 
忘れがちな日々
 
 
 
ひとつ
 
ひとつ
 
たいせつに したい
 
 
 心に

きざみたい
 

 

 
 
 
 

その すべて に

 

 

この いのち に

 

 

 

ありがとう

 

 

 

 

 

 

 

 

( 感謝 )

 

 

 

 

似顔絵(小)

 

 

 

 

刻印「久」(小)